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バルバドスシンポジウム [バルバドス]

バルバドスシンポ.jpgバルバドスシンポプログラム.jpg「南陽市ホストタウンシンポジウム」に、白鷹山に「伝国の辞」碑をつくる会の齊藤喜一会長、川井榮助事務局長とともに行ってきました。200人収容のシェルターなんよう小ホール、ほぼ満員。市が全庁挙げて取組んだ開催だったようです。

バルバドスは日本から飛行機でロスアンジェルスとマイアミ2回乗換で24時間。面積は431?(南陽市160?)に人口25万人(南陽市3万人)。数字だけ見ると、国というより山形市程度の地方都市。「みんな知り合いでうわさ話ができない」、品川大使も「大使館の運転手と一緒に町に出ると、その運転手さん、会う人合う人にみんな挨拶で忙しい。」そもそもインディオの島だったのが1500年にスペインが入ってきて原住民を奴隷化、一時無人島化 するも、17世紀にイギリスの植民地になって、サトウキビプランテーション農業に。当初はアイルランドからの白人労働者に頼っていたが、その後アフリカからの黒人奴隷による強制労働が1834年までつづく。このアフリカからの黒人奴隷から発してつくられたのが今のバルバドス。最初のアトラクションがスティールパ ンというドラム缶を輪切りにしてつくったという打楽器演奏。どういう仕掛けかわからないが音階があって、会場を一挙にカリブの雰囲気に引きこんだ。 1930年代から黒人の政治要求が出るようになって1966年(南陽市誕生は1967年)にイギリス連邦加盟国・英連邦王国として独立。ミア・モトリー首相DSC_0955.jpg現在、女性のミア・モトリー首相。品川大使曰く「優秀な人が多い。美術、音楽、スポーツ等の多くの分野で、個人個人は日本人より優れていると思わされる。」 また、「みんなシャイで、最初は隔たりを感じるが、慣れてくると親切で暖かい。」たしかに4人の女性、どなたからも人柄のよさが伝わってきました。通訳のドーン・スプリンガーさんはじめ、みんな声が優しく、心地よいひびき。
終了後、あらためて齊藤会長と品川大使にお会いして「南陽とバルバドスの縁をつないでくれた鷹山公」ということで、鷹山公グッズのあれこれをお土産にお渡ししてきました。
今朝の山形新聞に記事がありました。
ハ?ルハ?ト?スシンホ? 山新記事.jpg
【追記 2020.9.18】
スプートニクにバルバドスの記事。https://jp.sputniknews.com/world/202009167775298/
バルバドス 英連邦王国からの離脱を宣言

バルバドス 英連邦王国からの離脱を宣言

[コピーライト] 写真 : Pixabay / Digitalskennedy

カリブ海、西インド諸島に浮かぶバルバドスは来年2021年から英連邦王国から独立し、一共和国となることを宣言した。バルバドスのサンドラ・メイソン総督は、同国は女王エリザベス2世を国の長として認めない、独立国となることを明らかにしている。テレグラフ紙が報じた。

メイソン総督は議会の会期開会式で演説をした中で、次のような声明を表した。

「我々の植民地時代を過去とする時が到来した。バルバドスの住民はバルバドスの国の長を求めている。これは我々が何者であり、何を達成しうるのかをはっきり確証する最終的な声明である。バルバドスは完全な主権を目指し、論理に適った次なる一歩を踏み出し、我々が独立55周年記念を祝う時までに共和国となる。半世紀以上前に独立を獲得した我らの国は自治能力を疑うわけにいかない。」

バルバドスは1966年に独立を獲得したが、それ以降も英国の女王はバルバドスの長であり続けている。エリザベス2世はかつて植民国であった15の独立国(オーストラリア、アンティグア・バーブーダ、ハバマ、バルバドス、ベリーズ、カナダ、グレナダ、ジャマイカ、ニュージーランド、パプアニューギニア、セントクリストファーネイビス、セントルシア、セントビンセント・グレナディーン、ソロモン諸島、ツバル)と英連邦王国の長として君臨している。


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めい

追記しました。
「バルバドス 英連邦王国からの離脱を宣言」
https://jp.sputniknews.com/world/202009167775298/

by めい (2020-09-18 07:25) 

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