生徒たちが1枚の壁画の前に座っている。この壁画はブリストル・ブリッジ・ファーム・スクールの外で6月6日に発見されたのだが、イギリス人グラフィティ・アーティストのバンクシーが描いたものだと思われている。
イギリス西部ブリストルにあるブリッジ・ファーム・スクールで6月6日、登校してきたイギリスの子どもたちが、覆面芸術家バンクシー本人が学校の外にスプ レーで描いた壁画を見つけた。この学校は、ハウス(イギリスの学校で生徒たちが所属するグループ・建物のこと)に、バンクシーにちなんだ名前をつけてい た。
この作品では、棒線画で描かれた子供が、燃え盛るタイヤを棒で転がしている。この壁画は学校の学期間休みの後、スクールの遊び場に登場した。
その壁画には、バンクシーからの手書きのメッセージが添えられていた。「自分を認めてくれてありがとう」というお礼の言葉が書かれていた。
学校職員は、バンクシーにちなんで学校のハウスに名前をつけたことに感謝する彼の直筆の手紙を作品と一緒に見つけた。
『バンクシー アート・テロリスト』 (毛利嘉孝 光文社新書)の山形新聞書評記事、追記しました。
by めい (2020-03-08 07:18)