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「ドレイン・ザ・スワンプ Drain the Swamp」 [副島隆彦]


《今のアメリカの民衆の 標語は、ディープ・ステイト「裏に隠れている政府」の他に、「ドレイン・ザ・スワンプ」がある。上に載せたカリカチュア(政治風刺の戯画)の通りである。》《swamp スワンプとは、悪臭を発する沼のことだ。腐った穢(きたな)い水が溜まっている、沼(スワンプ)を、感慨(かんがい。イリゲイション)して、排水溝(ドレイン drain )を作って、大きな川の方に流して、そのきたない沼から汚水を抜け。そうしたら、そのきたない沼の底に、政治で汚れた、害虫の 蛭(ひる)やら、トカゲや ら、イモリやら、恐ろしい毒蛇やらが、うじゃうじゃ、にょろにょろと這い回っている。/それらの アメリカの庶民、大衆を食い物にしてきた、政治都市(首都)ワシントンに巣く食う、政治ゴロたちや、ヒラリー派の、吸血虫の、蛭(ひる)ど もを、日乾しにして、太陽の日差しに当てて、日光消毒で、すべて殺してしまえ。皆殺しにしろ、という、本当の、アメリカの庶民、民衆の 叫び声 だ。アメリカの血のさけびだ。》《トランプ大統領が、行く先々の、政治演説会の会場には、毎回、それこそ、3万人、4万人のアメリカ大衆が集まっている。入りきれない人が1万人ぐらいいて、外の巨大スクリーンで見ている。/そして、アメリカの大衆(本来は、民主党に入れる労働者たちも)は、この「ドレイン・ザ・スワンプ!」「ワシントンに巣くう、あいつらを日乾しにしろ!」と、「ロック・ハー・アップ !」「ヒラリーを逮捕、投獄せよ!」を、今も、怒号しているのだ。/民主党の集会なんか、どこも数百人が、集まっているだけだ。》《今は、全米の、爺さん、婆さんたちが、「deep state ディープ・ステイト(後ろの隠れている、影の政府)の悪い奴らが、アメリカを支配していて、トランプが、必死で、そいつらと、闘っているのだ」と、お互いに、ヒソヒソと話し合っている。そして、トランプを熱烈に支持している。これが、今の真のアメリカだ。》

以上副島道場「重掲板」より。以下、全文です。

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[2368]米中間選挙の結果を見て。 トランプは、このまま突き進む。
投稿者:副島隆彦
投稿日:2018-11-08 12:31:41

 副島隆彦です。 今日は、2018年11月8日(木)です。

 急いで自分の走り書きの文を載せます。

 アメリカの中間選挙(ミッドターム・エレクション 大統領選挙4年ごとの、中間だから)の結果は、昨日の午後1時(アメリカ現地では、7日の午後11時)には、大方(おおかた)は、判明していた。 

あとの方に載せるNHKの記事の中の、ABCの 記事で、現在、最新のもの(今日の午前8時ぐらい)で、「下院は、共和党が、201議席、民主党 が223議席で、民主党が8年ぶりに多数派を制した」そうだ。

トランプは、中間選挙で、半分勝って、半分負けた。勝った半分は、自分を支持している上院議員たちを多く受からせた。州知事たちも。上院では過半数を取った。負けたのは、下院の議席 である。

トランプは、すばしっこく頭の回転が速い、機転(きてん)が利く男だから、さっと、反省した。自分のいけないところ、欠点、弱点は何か、と。それで、選挙翌日の11月7日の記者会見では、自分の 敗北と、弱点を認めて、「民主党に協力を呼びかけ、国民として、団結して、政治をやってゆこう」と、訴えた。 

このトランプの 回心(かいしん)、反省の考えは、compassionate conservative コンパッショネット・ コンサーヴァバテブ と言って、「社会的な弱者や、貧しい者や、移民たちに、憐(あわ)れみの情をもって、接する 保守主義の態度」というもので、どう せ、自分たちは、金持ちで、権力者なのだから、政治指導者として、そういう 虐げられた者たちに、同情と共感の憐れみの気持ちを持たないと、いけないよ、というものだ。 このコンパッショネット・コンサーヴァティブ「思いやりのある保守」の気持ちで、国民みんなの大統領だ、ということで、しおらくし、謙虚に選挙結果の 声明文を、読んだ。 ところが、このあとが、よくなかった。あーあ、である。

声明の読み上げのトランプ演説の、直 後に、記者たちからの質問で、、仕組まれたとおり、CNNの噛付(かみつ)き犬の、狂犬の激しい、キャンキャン質問に、すぐに、トランプは、我慢が出来な くて、ぶち切れて、「お前は、もう、いい。ここに来るな」とやった。これで、あーあ。また、ケンカ路線に戻っていました。 

 指導者にとって、何よりも大事なのは、我慢に、我慢で、我慢こそは、上に立つ者の 寛容(かんよう)の精神だ、と、トランプだって、分かっているけど、それが出来ない。 あーあだ。 一番、後ろに、その様子の 新聞記事を載せておく。

  私、副島隆彦、が、選挙結果が出て、今、唯一、不愉快なのは、これで、ヒラリー・クリントンを、米議会が、議会(による刑事)裁判に掛けることが、遠の いたことだ。トランプは、まだ、一国の政治の、正義を貫いて、ヒラリーの大きな犯罪を追及して、有罪にする覚悟と決意である。だが、なかなかそれが出来ない。

 米民主党という、本来は、貧しい者と、労働者、と移民たち(有色人種)を守るための政党なのだが、ここに、恐ろしい政治宗教団体が、強固に、潜り込んでいて、それで、アメリカ政治は、おかしな事になっている。

  今のアメリカの最大の、権力者は、誰なのか。どの勢力なのか。 正式の米大統領であるドナルド・トランプが、最高権力を握っていないではないか。トランプ は、まるで反対派の、野党のようであり、巨大な影の権力 (これが、the deep state ザ・ディープ・ステイト。裏に隠れた政府。今の世界の真の権力者たち )に刃向かい、抗議している、反対派(デシデント)だ。

今のアメリカの民衆の 標語は、このディープ・ステイト「裏に隠れている政府」の他に、「ドレイン・ザ・スワンプ」がある。この下(この記事のトップ)に載せたカリカチュア(政治風刺の戯画)の通りである。

' Drain the Swamp. ' 「ドレイン・ザ・スワンプ」のことを、朝日新聞でも、「ヘドロを掻(か)き出せ」と、アメリカ政治の解説記事で、書き出している。だが、日本のほとんど の、政治関心人間の、リベラル派の、自分は、ちょっと頭がいいのよ、と思っている人たちでも、副島隆彦の本を読まない者は理解できない。  

「(沼の)ヘドロ(スワンプ)を、掻き出せ(ドレイン)」という意味だと、日本では、副島隆彦の読者たち以外は、おそらく、知らない。アメリカべったりの 日本の体制派のアメリカ研究学者たちには、何のことだか理解も出来ない。

 swamp スワンプ とは、悪臭を発する沼のことだ。腐った穢(きたな)い水が溜まっている、沼(スワンプ)を、感慨(かんがい。イリゲイション)して、排水溝(ド レイン drain )を作って、大きな川の方に流して、そのきたない沼から汚水を抜け。そうしたら、そのきたない沼の底に、政治で汚れた、害虫の 蛭(ひる)やら、トカゲや ら、イモリやら、恐ろしい毒蛇やらが、うじゃうじゃ、にょろにょろと這い回っている。 

それらの アメリカの庶民、大衆を 食い物にしてきた、政治都市(首都)ワシントンに巣く食う、政治ゴロたちや、ヒラリー派の、吸血虫の、 蛭(ひる)ど もを、 日乾しにして、太陽の日差しに当てて、日光消毒で、すべて殺してしまえ。皆殺しにしろ、という、本当の、アメリカの庶民、民衆の 叫び声 だ。ア メリカの血のさけび だ。分かるか、日本土人ども!

私、副島隆彦が、大声で、怒鳴りながら、教えてやる。これが、本当のアメリカ政治だ。分かれ!
この「ドレイン・ザ・スワンプ!」と、「ロック・ハー・アップ!」'Lock Her Up !’「ヒ ラリーを逮捕、投獄せよ!」こそは、今もなお続く、真のアメリカ政治の、アメリカ民衆の、血の叫びだ。どうして、この真に善良なアメリカ人たちの、ア メリカ国民の 叫び声が、日本には、届かないのか。日本には、伝わらないのか。 私、副島隆彦は、歯ぎしりしながら、いつも、このふたつの 文句(標語、スローガン)、たった1人で、呪詛(じゅそ)、呪(のろ)いのコトバのように、低く吐きながら、生きている。 

 日本に、こ の私、副島隆彦だけが、報告し続けている、アメリカ民衆の真の叫び声を、「ああ、いつもの陰謀論(いんぼうろん)ね 」で、片つけられて、たまるか。 人に向かって、「ああ、あの人は、陰謀論者だから」で、切り捨てて、まるで、自分が、正常な世界に住む、常識人の、良識のある人のように思い込む。その 愚鈍さ、こそを、恥じろ!

 英語の、conspiracy theory コンスピラシー・セオリーを、×「陰謀論」などと、訳すな!このコトバは、「権力者共同謀議論」、すなわち、「権力者(たちによる)共同謀議(きょうどうぼうぎ)(は有る)理論」 と、正しく訳さなければいけない。私は、ずっと、このように書き続けている。

 トランプ大統領が、行く先々の、政治演説会の会場には、毎回、それこそ、3万人、4万人のアメリカ大衆が集まっている。入りきれない人が1万人ぐらいいて、外の巨大スクリーンで見ている。
そして、アメリカの大衆(本来は、民主党に入れる労働者たちも)は、この「ドレイン・ザ・スワンプ!」「ワシントンに巣くう、あいつらを 日乾しにしろ!」と、「ロック・ハー・アップ !」ヒラリーを逮捕、投獄せよ!」を、今も、怒号しているのだ。

民主党の集会なんか、どこも数百人が、集まっているだけだ。みんな、自分の友人の、アメリカ人に、聴いてご覧なさい。一体、何が起きているのか?

 どうして、この簡単で、大きな、このひとつの事実さえ、日本には、全く伝わらないのだ。誰たちが、邪魔しているのか? 一体、何が、起きているのか?

ヒラリーたち 今の世界の凶悪な政治集団である、ムーニー Moonies 統一教会を作ったのは、ローマン・カソリック(ヴァチカン)の反共(はんきょう)主義と、CIAと イスラエルだ。 今のところ、私、副島隆彦に分かっているのは、これぐらいだ。

 だから、そろそろ、この 「ディープ・ステイト !」と「ドレイン・ザ・スワンプ !」と、「ロック・ハー・アップ !」ヒラリーを逮捕、投獄せよ !」( 副島隆彦著、光文社刊、2016年10月20日刊の書名もこのまま同じ)を、分かってください。 

  これだけが、大事なのだ。 このことを、分かってくれる人たちが、副島隆彦の同志だ。本当の仲間だ。 日本全国に、この同志の連帯を、私は、作って行きた い。あまりに政治的すぎる、と思うだろうが、分かるだけでいい。 大きな真実を、分かることだけが、優れた人間に出来ることだ。それだけで、いいんだ。他に、何も、私たちは、出来はしない。今のところ。

 「一体、いまの世界で、誰(たち)が、最高権力者なのか?」 この 謎を解くことが、現在の 政治研究で、一番、大事なことだ。私、副島隆彦は、このことにしか、興味、関心 は無い。

一体、今のアメリカで、真に権力を握っている者たちは、誰なのか? 私は、これを追及、追究している。 

 日本の学者、有識者、専門家、国際問題のジャーナリスト、アメリカ研究学者たちも、すべて、この大きな、影に隠れた 権力者たちの、手先として、動かされている人々だ。私は、自分を、彼らを、厳しく区別している。

  朝日新聞の記者たちでさえ、グローバリズム(地球支配主義)、グローバリスト(地球支配主義者。ちきゅうしはいしゅぎしゃ)のことが、政治思想の研究と して、分かっていない。共同通信(電通)や、AFP時事通信などの、昔から、ロックフェラー財閥系グローバリストの 手先、子分をやってきた連中とは、毛並みは、違った。

 それでも、‘世界皇帝’デイヴィッド・ロックフェラーが、昨年、102歳で、死んで、「ヘンリー。あとはよろしく頼む」と、言い遺(のこ)して、それで、ヘンリー・キッシンジャー(今95歳)が、プーチンと、習近平も含めて、トランプをも、抜擢して、育てて、今の世界政治体制が、有るのに。 

それなのに、ロックフェラーとキッシンジャーが、抜擢した、トランプ(だから、彼が、大統領になった。私、副島隆彦は、そのように、はっきりと予言して書いて、当てた。2016年の5月に)、正式の米大統領なのに、彼に、実質の権力が無い。

一昨日、キッシンジャー(95歳)が、もう、今にも死にそうな、ヨボヨボ声で、「世界は、それでも、なんとか、うまくいっている」としゃべっているのが、公表された。

トランプに、正式の、そして実質の権力があれば、彼は、大(だい)悪人となって、現実の世界を、残酷に、動かす ‘ 悪の皇帝 ’になって、私たち日本人 からも、「ヘンな人なんじゃないの」を通り越して、激しく憎まれているはずなのだ。日本をイジめる、悪いアメリカの大統領として。ところが、そうは なっていない。

トランプに、記者団会見(プレス・コウ)の時に、けしかけ犬となって、トランプに噛み付いてゆく、CNNやNBCやワシントンポスト紙、ニューヨークタイムズ紙の、ホワイトハウス詰めの記者たちも、おかしな宗教団体の、メンバーなのだろう。これが、今の、副島隆彦の考えだ。いつもと変わらない。

トランプ共和党は、上院では、53議席ぐらいを取り、民主党は46議席だろう(50州かける2人で、定数100人)になる。上院を押えれば、外交と高官人事は、行える。

下院は、共和党204ぐらいで、民主党226ぐらいになる( 定数435のうち、あとの5人は、無所属とか、ずっとはっきりしないまま、となる。そういう国なのだ)。下院で、共和党が負けたので、トランプ政権は、政策の実行が困難になる。

  私、副島隆彦が、唯一、不愉快なのは、下院で民主党が、勝ったことで、ヒラリー・クリントンを 下院議会が権限を持って、下院で、逮捕して、議会の裁判に 掛ける、という道が遠のいたことだ。 ヒラリーは、あれほど、悪いことを、たくさんした。リビアのカダフィを殺し、 リビア国の400億ドル(4兆 円)を奪い、イスラエルのハイファ港と、サウジ、ヨルダンの港からも、米特殊軍が、夜中に動いて、リビア国の 武器とかを、シリア、イラクに、夜陰に紛れ て運んだ。すべては、ヒラリー国務長官(当時)の命令だ。

彼女が、無防備に、横着に、(自分が、オバマよりも権力者だ、と威張り腐っ て)、自宅のパソコンから(大笑い)、指令、命令を出していた。 それらの、無防備なメール、66,000通が、エドワード・スノーデンのような先端、軍 事ハッカーたちによって、ハッキングされ、かつ、ロシアや、中国のサイバー部隊(宇宙軍=核ミサイル部隊の、その上の、サイバー宇宙軍)に、傍受というの か、ハッキングされていた。

そのうちに、400通は、本当に危険な内容で、ヒラリーが。カダフィを殺しなさい、と命令したり、リビア国か ら奪い取った資金で、6万人の IS「イスラム国」や、アルヌスラ戦線などの、凶悪な、反シリア政府軍を、砂漠の中のアメリカ軍の秘密基地で、訓練して、作りなさい、とか、これらの最高度に、恐ろしい、犯罪性のおカネの隠し先などの、ヒラリー自身による メールでの、指図、命令などだ。

トランプたちは、この 凶悪な、アメリカ政府自身の 一部の暴走による、ヒラリーたちの犯罪を 問題にしている。それが、「ヒラリーの国家機密メール漏洩(ろうえい)問題」だ。

  2009,10,11,12、13年に、ヒラリーたちが、ISという凶暴な、イスラム原理主義のテロリスト集団 を作ったのだ。 このISの幹部たち(バグダディたち。もとイラク兵)を、サウジと、ヨルダンの、米空軍の秘密で、訓練して、育てて、2014年6月12日に、突如、モスル(北イラク) と、ラッカ(シリア中央部)に、出現させた。

 それで、中東に、激しい、新しい戦争を引き起こし、 2000万人の アラブ人たちを、新しい難民にして、苦しめた。本当にかわいそうなことをした。すべて、ヒラリーと、彼女を一番上に、戴(いただ)く 世界的な、特殊な宗教団体(統一教会。Moonies ムーニー。反共=はんきょう=思想を、強固な、強固な、燃えるような信念とする。日本の安倍晋三たちも同じ。韓国と北朝鮮の指導部も これと同じだ。北朝鮮は、ローマ法王を招くらしい。そうだろうなあ )
 が、 アメリカの司法省=FBI 、 国務省=CIA にも、数百人ずつの幹部職員が、そのメンバーだ、たちまでも、巻き込んで、アメリカ政治を、形作っている。

  ヒラリーを逮捕して、今からでも、裁判に掛けよ。それを、心の底から望んでいる、アメリカの、田舎の、素朴な、おじさん、おばさんたちの、必死の気持ちを、私、副島隆彦は、理解できる。だから、私は、本当のアメリカ民衆の、草の根(グラス・ルーツ)の、保守的な大衆を、支持する。彼らと共感できる。

  それでも、 米共和党の中にも、トランプと敵対する、この 特殊な政治宗教の連中がいる。軍産複合体(ぐんさんふくごうたい。ミリタリー・インダストリア ル・コンプレックス)というコトバを、使ってもいいのだが、こんなものでは、収まりが付かない。軍需(国防)産業も、反共軍人たちも、米メディアも、金融 業界も、全部、この集団だ。

 私、副島隆彦は、もう、20年前から、ずっと、このことを書いてきたのだ。たくさんの自著に書いて残してある。だから、他の、新参者たちが、ちょっと気の利いたことを言い出しても、鼻で嗤(わら)う。

 私は、米民主党の中に、強固に巣喰(すくっ)ている、この恐怖の、宗教団体に対して、激しい敵意を持つ。 だから、アメリカ政治を、単純に、「赤(民主党)勝て、白(共和党)勝て」の、 単純な 大国の、一国の、大きな政治ドラマと見ていない。

  トランプは、貿易戦争(トレイド・ウォー)その他で、徹底的に、外国いじめをして、外国から、資金をぶったくることで、自国民(アメリカ国民)を食わせな ければ済まないので、日本も、その迷惑を受けるので、トランプを嫌い、「イヤな奴だなあ」と、トランプを訝(いぶか)しく、疎(うと)ましく思う、日本 人がたくさんいることを、よく分かっている。

 「トランプさんは、大丈夫なの。ヘンな人なんじゃないの」というコトバは、流石に日本でも言われなくなって、現職(インカンベント)の大統領、権力者、として、彼を、どのように、弱体化させて、彼の気勢を削(そ)ぐか、という観点から、ものを言うようになった。

  私は、トランプは、外国人(と移民)が嫌(きら)いな、アメリカ白人だから、日本人という有色人種である、私は、彼のことを、冷ややかに見ている。私たち日本人は、白人ではないのだ。欧米白人とは違うのだ。だから、日本人は、欧米白人たちが、目下、深刻に抱えている、出稼ぎ労働者=移民(マイグラン ト)、戦乱、戦争からの難民(レフュジー)、高級なら政治亡命者(アサイラム)、の殺到にたいして、困り果てている、現実を、私たち、日本人は、複雑な目で、見ている。

  日本人は、東アジアの、モンゴロイード(モンゴル人系)の、有色人種(カラード)である。それなのに、自分たち自身では、名誉白人(めいよはくじん。オノ ラブル・ホワイト)のつもりで、肌の浅黒い東南アジアの人たちを見つめている。欧米に行けば、日本人は、確実に、ただのアジア人だ。そのように扱われ る。

 アラブ人(イスラム教徒)と、アフリカ黒人と、中南米人(ヒスパニック。ラティノス。チカノ)そして、アジア人は、もう、これ以 上、北アメリカと ヨーロッパには、入ってこないでくれ。もう、今以上に、あなたたちの面倒を見る余裕は、私たち白人には、ないのよ。という欧米白人たち の、本音の、「もう、我が国に入って来ないでくれ」という、考えが、公然と、各国で出てきている。

 トランプの 下院選挙での敗北は、後半で票が開き始めた、ニューヨーク州 と、大州のカリフォルニア州の 票だ。 ここは、反(はん)トランプの牙城であり、リベラル派が、たくさんい る。 だが、真実は、ヒスパニックがたくさんいるところだ。ここの下院議員たちは、白人との混血、合いの子(ミックスド・ブラッド)が多い。

  だから、トランプが、白人優越(ゆうえつ)主義(ホワイト・シュープレーマシイ・イズム White supremacyism )と、すれすれの、 本音の、正直な、白人の気持ちを、吐露して、あちこちで、言ってしまったので、それで、共和党の候補が、負けてしまった、というこ とがある。どうしても、この問題が有る。 

 トランプは、本音を、ボロボロと言ってしまう、正直者の指導者という性質を、どうしても、生来、持っている。 実業家(ビジネスマン)の時は、取引の相手も、悪賢い、ズルの経営者たちだから、トランプも、ドギタナイ(ど穢い)経営者の顔をして、 たくさんの、ビジネスで、多く人を騙して、相手から、金融資産、不動産を、奪い取っただろう。

 だが、一国の大統領となった、この男は、このワルの極みの、本音は絶対に言ってはいけない経営者の姿を、失ってしまった。 幼児のような無邪気さで、「国民の代表」をやっている。

  そこが、トランプの、敗因だ。 これからも、この男の無邪気な、幼児性丸出しの、正直政治は、多くの失敗原因を作るだろう。だが、アメリカン・デモクラシーの、そもそもの、本来の良さは、この「正直者が、自分たちの大(だい)指導者、リーダー =大統領だ。だから、私は、この男に従い、この男を信じ て、命令を聞き、一緒に戦う」というものだ。その意味では、トランプは、今のアメリカ白人たちにとって、待ち焦がれた指導者だ。

1980年代の レーガン大統領の 再来だ、と 穏やかな、素朴な、正直者の、立派な、アメリカ人の 男、女たちから、好かれている。

  だが、正直者で、政治は出来ない。 ヒラリー派に体現される、ムーニー、統一教会の、恐ろしい、悪の 政治宗教の凶悪組織との戦いでは、どうして、トラン プは、弱小の、正義の、気の弱い、真面目な人たちとなってしまう。 この、奇妙さが、アメリカ政治の、今の、姿だ。 私、副島隆彦のこの書き方を、分かる 人たちから、上だけで、私は、構わない。

 私たちは、この哀れな日本から、世界を見つめる。私たちは、立派な指導者を持てない。若者たちも、老人も、「うん。この人なら、私たちの国、民族の指導者として、尊敬する。いろいろ、キタナイことや、裏のこともあるだろうが、それでも、この人を、私たちは、指導者として、支持し、権力(権限)を、任せる」という優れた人物を、指導者に持てない。このことが、日本国の最大の弱点だ。 国民は、各階層(かくかいそう)で、しっかりしていて、若者たちも、ふにゃふにゃしている者も、世界共通でいるが、皆、自分の人生を切り開くことで、真剣 だし、苦労している。老人たちも、人生の達人であって、経験を積んでいるから、「自民党公明党でないと、老人に福祉をくれない」と、よく分かってい て、それなりの悪賢さがあって、だから、老人なのだが。みな、しっかりしている。唯一、ダメなのが、ろくでもない者が、私たちの指導者になっている、と いう一点だ。こればっかりは、どうにもならない。安倍晋三、さっさとやめろ。消えていなくなれ。

世の中は、このまま、ズルズルと進んでゆく。時間が経(た)ってゆく。そして、アメリカ政治も、このまま、トランプ執行部、行政府(アドミニストレイション。エグゼクティブ・セクション。ガヴァーンメント)として、続いてゆく。

トランプを大統領弾劾(だんがい。インピーチメント impeachment )に掛けて、議会に引きずり出して、恥を掻かせて、辞任、失職させてやる、と、民主党内 の ムーニー、統一教会の 下院議員たちが、今から、動き出す。 これと、特別検察官(スペシャル・カンシシル、スペシャル・プロセキューター)の ボブ・ムラー(ドイツ系の名でミューラー)が、トランプを、またして も、執拗に、ロシア疑惑(ラッシアン・コルージョン)で、何の証拠もないのに、全く、何の違法行為も、トランプ選挙チームは、していないのに、「駐米ロシア大使に、トランプ陣営の幹部たちが、会って話した」というだけのことを、まだ、蒸し返し続けて、トランプに、狂犬病の犬のように、噛み付いく。

何と言う、連中だろう。あとは、トランプの、20年前からの泥臭い実業家、大手不動屋としての金の動かし方や、税金の払い方などを、穿(ほじく)り返すつもりだ。もう、何も出ないと、なったら、「女たらし問題(ウーマナイザー)」トランプが、調子に乗って、20年前の若い頃、テレビ有名人として、ケ バケバしい女たちの体を触ったことが何回かあって、 “ I grabbed her by the pussy “ 「アイ・グラブド・ハー・バイ・ザ・プッシー」「オレは、あの女のあそこをガバッとつかんで、触ったぜ」と、テレビ司会者の男に録音された音声を、 またしても、出してくるだろう。

トランプは、下品だ、と言って、支持しない女たちが、いるらしい。本当に、大量に、いるようだ。それが、 アメリカ民主党を、支えている、リベラル派の高学歴の女たちらしい。本当に、そういう、気取って、澄(す)ました、高慢ちきの女たちが、300万人ぐら い、アメリカにいるのだろう。 私は、そういう 女たちが、日本にも、わずかだが居ることを知っている。 

こういう女たちは、乱暴で、粗暴で、だらしなくて、不潔で、粗野な男たちを嫌う。そうではなくて、男たちを、優しい母親の気持ちで、理解してあげて、男を立てることを知っている、賢い、つつましやかな女たちもいる。
保守派(つまり、共和党支持)の女も、2種類いる。金持ちの男と結婚して、いい暮らしをして、抜け目なく、自分の利益を追い求める女と。そうではなく て、貧しいが堅実に、生きて、旦那、夫を よく支えて、あるいは、上手に操縦して、それで、何とか、小さな商売で、それなりの資産を持っている、真に賢い 女たちだ。私は、女として、すばらしいのは、やはり後者だと思う。

この真に堅実で、賢い女たちは、トランプを支持している。若くても、 だ。「トランプさんは、ウソをつかない。いい人だ。女性問題がいろいろあっても、国民のための政治をしっかりやってくれればいい。それに対して、ヒラ リーは、ものすごく悪い女だ」と、真実を見抜いている。この女性たちが、アメリカ中の田舎に住んでいて、トランプを支えている。

アメリカの田舎の、じいさん、ばあさんたちは、それぞれの 地方の局の ラジオ番組を聴いている。全米のそれぞれの局に、人気者の パーソナリティ(番組司会者)がいる。それらの番組で、ラッシュ・リンボウという有名なラジオ司会者が、今も頑張っているが、彼ら人気者のパーソナリティたちは、トランプが、書き込んだ、、その日のツウイッターを 番組で読み上げる。そして、それを、聴いている人たちに向けて、分かり易(やす)く、解説してあげる。「トランプ大統領が、ここで、こう書いてるのは、こ うこう、いう意味で、誰と誰を、叩いているんだ。誰が、ワシントン政治で、悪い奴で、フェイク・ニューズ・メディアというのは、こういうウソの報道をし ている」と、アメリカ人の、本当の田舎の、地方の 白人の 堅実な人たちに、話している。

これが、「アメリカン・マガジン」誌や、 「リーダーズ・ダイジェスト」誌が、1950年代に、やっていたことと並行して、今も行われている。当時は、ソビエト・ロシアが、どんなに悪い国かを、ラジオ番組の司会者たちが、アメリカの草の根(グラス・ルーツ)の民衆、大衆に訴えかけていた。その伝統だ。田舎の、このアメリカ大衆が、トランプ を支えているのだ。 

そして、今は、全米の、爺さん、婆さんたちが、「deep state ディープ・ステイト 後ろの隠れている、影の政府の悪い奴ら が、アメリカを支配していて、トランプが、必死で、そいつらと、闘っているのだ」と、お互いに、ヒソヒソと話し合っている。そして、トランプを熱烈に支持している。これが、今の真のアメリカだ。

私、副島隆彦が、このことを書かなければ、他には、誰も、日本では、この真実を書く人がいない。 当たり前の大きな現実を、誰かが、書いて、日本国民に知らせなければいけないのだ。だが、私、以外は、こういう書き方をして、アメリカの現状 を報告する者が居ない。

そして、この白人の じいさん、ばあさん、たちは、移民が嫌いだ。もう、これ以上、南米から、アメリカに入ってこないでくれ、面倒は見きれないよ、と、正直に、思っている。

こういう正直な、レポートが、日本国内に、大量に行われれなければ、いけないのだ。私、副島隆彦は、ひとりで、歯がみしながら、いつも、じっと耐えている。いくら、書いても、書いても、日本人は、大きな真実が分からない。米民主党の中に、どれぐらい恐ろしい宗教集団が、潜り込んでいることか。このヒラリー派の、統一教会=ムーニーの 勢力が、どれほど、アメリカ政治をおかしくしているか。世界を、大きな戦争に引き釣り込もうとしているか、を、みんな、分かるべきなのだ。

アメリカ民主党でも、バーニー・サンダーズ上院議員(再選された)を支持する、真面目で、清廉な人々がいる。サンダースは、「貧しい若者たちの、大学の学費が高すぎる。何とかしなければいけない。労働者の最低賃金をもっと、出来る限り、引き上げなければいけない。アマゾンは、従業員をあんまりこき使うな」という、まっとうなことを言う。 バーニー・サンダーズ議員は、2020年の大統領選挙の民主党候補に、再び、名 前が挙がっている。だが、彼の、貧しい者たち、労働者たち寄りの、社会主義政策は、民主党の中に、潜り込んでいる、ヒラリー派の凶悪な者たちによって、 邪魔される。デボラ・ワッサーマンというフロリダ州選出の下院議員の女で、ヒラリー派の大幹部の、恐ろしい女(人殺しでも何でもする。民主党全国委員 長DNC議長から、引き釣り降ろされた)たちが、米民主党内には、ひしめき合っている。それが、「移民を大事にせよ。もっと、もっと、どんどんアメリ カに入れよ。アメリカ憲法が定める人権を守れ」と、綺麗事(きれいごと)を、唱える。  

今や、リベラル派、人権重視 のアメリカの知識人層、というのは、自分たちの脳が、完全に、それらの思想、知識、勉強で、出来上がっていて、それに洗脳(せんのう。ブレイン・ウオッシュ。マインド・ コントロール)された者たちだ。 アメリカ人は、自分たちが、学校で教えられたことが、そのまま、通用すべきだと考える、愚か者の、勉強秀才と、「自分 が、正義に従って行動する、良い人間だ」と、思い込むことで、おかしくなっている。

「世の中は、自分の思うようにはゆかないんだ」、「人 生は苦労が多いものなのだ」と分かって、それで、柔らかく、柔軟に考えて、生きるべきだ。と、日本人は、たいていの人がいい歳になると分かる。それが、ア メリカ人には、ないようだ。 帝国(ていこく。エムパイア)に生まれ育っているから、「理想通りに社会はなるべきだ。自分たちの考えが、正しい」と傲慢 (ごうまん)なのだろう。

アメリカ民主党が、いけないのは、自分は責任を取らないで、自分では、泥を被(かぶ)って、現実のどうにも出来 ない、苦しい問題の中で、「自分が悪者になってでも」、その問題に取り組む、ということをしない。世の中にたくさんある、穢(きたな)い仕事は、共和党 に任せて、自分たちは、「いつも、いい人。いつも、正しい側にいる人。いつも、虐(しいた)げられている、かわいそうな人たちの味方」という生き方をする人たちだ。

だから、これが、外国の問題になったときに、見えなくなる。 共和党の、金持ち、経営者連中の得になるように動く政治家たち が、外国とのことで、いいようにやってくれ、となって、自分たちは、外国との厳しい問題に、関わろうとしない。それで、キレイなことばかりいう。ニュー ヨークタイムズ紙が、書いているような、キレイごとに賛同する。 

アメリカに入ってくる、かわいそうな外国人を助けよう、と、口では言うが、自分では何もしない。 何もしないくせに、「自分はいつも正しい人だ」である。これが、米民主党を支持する人たちが、偽善者(ぎぜんしゃ。ヒポクリット)で、よくない人たちなのだ。

この隙間(すきま)を、うまく突いて、 ムーニー、統一教会が、中に潜り込んでくる彼らは、グローバリズム(地球支配主義)に、反対して、「反(はん)グローバリズムが、正しい」と、まで言い出す。自分たち自身が、一番、悪質な、グローバ リズムに加担し、洗脳されている、奇っ怪な宗教にどっぷり浸(つか)かった人間たちのくせに、そうは、思わない。目鼻ぱっちりの自分はいい人、なのだ。 

人間は、自分は正しい、と思い込む、生き物だ。「お前がな」、「お前こそが、そうだろ。副島」と、私に言う人たちとの、論戦を、私は、いつも覚悟している。この私が選び取っている、複雑な理論を持っている、このむずかしさ故に、私は、自分が孤立してる、厳しい道だ、と分かっている。だが、私は、この道を突き進む。少数の、真に頭のいい、優れた人たちを味方に付けることを、自分に出来る最大の努力だと、分かっている。 

副島隆彦記

以下は、今度の アメリカの中間選挙の 報道記事だ。あとあとの証拠とするために、載せます。

(転載貼り付け始め)

●「トランプ大統領「上院勝利は歴史的快挙」民主党に連携呼びかけ」
2018年11月8日 NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181108/k10011702731000.html?utm_int=detail_contents_news-related_001

アメリカのトランプ大統領は、中間選挙から一夜明けた7日、ホワイトハウスで記者会見し、「議会上院での共和党の勝利は、歴史的な快挙だった」と強調しま した。その一方で、下院は野党・民主党が多数派を奪還し上院と下院で多数派が異なる「ねじれ」の状態となることを受けて、民主党に連携を呼びかけました。

アメリカ議会の中間選挙が6日行われ、ABCテレビによりますと、これまでに上院は改選されない議席も合わせて与党・共和党が51議席、野党・民主党が 46議席を獲得し、共和党が多数派を維持することになりました。一方、下院は共和党が201議席、民主党が223議席を獲得し、民主党が8年ぶりに多数派 を奪還しました。

トランプ大統領は、中間選挙から一夜明けた7日昼過ぎ(日本時間の8日未明)、ホワイトハウスで記者会見し、「議会上院での共和党の勝利は歴史的な快挙 だった。われわれは多額の資金が民主党側に投入され、メディアの敵意に満ちた報道があったにもかかわらず、これを成し遂げた」と述べ、上院で多数派を維持 した意義を強調しました。

また、「この60日間で私は30か所を遊説し、共和党候補者たちを支援した結果、昨夜の段階で11人のうち9人が勝利した」と述べて、自分の応援が功を奏して、共和党が上院で多数派を維持できたという認識を示しました。

そのうえで、下院は野党・民主党が多数派を奪還し、上院と下院で多数派が異なる「ねじれ」の状態となることを踏まえ、「いまこそお互いが一緒にやるときだ」と述べ、民主党に連携を呼びかけました。

さらに経済分野においても、「経済成長やインフラ整備、貿易などで民主党と連携していくことができると思う」と述べ、民主党と連携していきたいという考えを示しました。

トランプ大統領としては、今回の選挙の結果を受けて、議会での対立が激化し、政権運営が困難になることを避けたいという思いがあるものとみられます。

●日本との貿易交渉に厳しい姿勢
トランプ大統領は7日の記者会見で、日本との貿易問題について問われると、「安倍総理大臣は最も親しい友人だが、日本はアメリカと公正な貿易をしていない といつも伝えている。低い関税でたくさんの車を輸出してきた。日本を非難するつもりはないが、多額の貿易赤字を抱えている」と述べ、来年1月にも始まる日 本との貿易協定をめぐる交渉に向けて、厳しい姿勢で臨む考えを示しました。

●米朝会談「来年の早い時期に」
トランプ大統領は7日の記者会見で、北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長との2回目の首脳会談について「来年の早いうちに行う」と述べて、来年になるという見通しを明らかにしました。

また8日に予定されていたポンペイオ国務長官とキム委員長の側近のキム・ヨンチョル副委員長との会談が直前で延期されたことについては「変更しただけで別の日に行う。われわれは協議を決して急いではいない」と述べました。

●イラン制裁「原油の値上がり避ける」
トランプ大統領は7日の記者会見で、イラン核合意からの一方的な離脱にともない、イラン産原油の禁輸などを盛り込んだ経済制裁を今週、発動させたことについて「わが国史上、最強の制裁だ」と述べ、改めて強硬な姿勢を示しました。

一方で、イランとの取引を禁じる対象から、日本を含む8つの国と地域は除外したことについて、「原油の値上がりを避けるためだ。原油の価格がここ2、3か 月、大きく下がっているのは私のおかげだ」と述べて、原油価格の値上がりを避けるための措置だとしたうえで、一時的なものになると強調しました。

●民主党は監視機能強化の考え
中間選挙を受けて記者会見した野党・民主党の下院トップ、ペロシ院内総務は「議会には権力を監視する責任がある」と述べ、民主党が多数派を奪還した下院でトランプ政権に対する監視機能を強化していく考えを示しました。

記者会見の中でペロシ院内総務は、今回の中間選挙について「アメリカの民主主義の健全性を取り戻すための投票だった。アメリカ国民は歯止めが利かない共和党政治を終わらせ、権力の集中を防ぐための抑制と均衡を求めた」と述べました。

そのうえで、民主党が議会下院で調査する構えを示しているトランプ大統領の納税申告書について「われわれは権力を監視する責任がある。われわれが要求すれば情報が来ることを望む」と述べ、公開を拒むトランプ大統領をけん制しました。

一方でペロシ院内総務は、トランプ大統領と電話で会談し、双方が連携できる分野について協議したことを明らかにし、インフラの整備や処方薬の価格低下などでの連携に期待を示しました。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。 以下は、最新の 中間選挙後の 2018年11月7日 のトランプ大統領 が、自分で書いている Twitter トゥイッターです。 少し並べてみました。 そのうち、日本語の訳文も 、あとで、追加で載せます。

(転載貼り付け始め)

Donald J. Trump‏Verified account @realDonaldTrump 4h4 hours ago
....We thank Attorney General Jeff Sessions for his service, and wish him well! A permanent replacement will be nominated at a later date.

We are pleased to announce that Matthew G. Whitaker, Chief of Staff to Attorney General Jeff Sessions at the Department of Justice, will become our new Acting Attorney General of the United States. He will serve our Country well....

According to NBC News, Voters Nationwide Disapprove of the so-called Mueller Investigation (46%) more than they Approve (41%). You mean they are finally beginning to understand what a disgusting Witch Hunt, led by 17 Angry Democrats, is all about!

In all fairness, Nancy Pelosi deserves to be chosen Speaker of the House by the Democrats. If they give her a hard time, perhaps we will add some Republican votes. She has earned this great honor!

If the Democrats think they are going to waste Taxpayer Money investigating us at the House level, then we will likewise be forced to consider investigating them for all of the leaks of Classified Information, and much else, at the Senate level. Two can play that game!

To any of the pundits or talking heads that do not give us proper credit for this great Midterm Election, just remember two words - FAKE NEWS!

I will be doing a news conference at The White House - 11:30 A.M. Will be discussing our success in the Midterms!

Those that worked with me in this incredible Midterm Election, embracing certain policies and principles, did very well. Those that did not, say goodbye! Yesterday was such a very Big Win, and all under the pressure of a Nasty and Hostile Media!

Ron DeSantis showed great courage in his hard fought campaign to become the Governor of Florida. Congratulations to Ron and family!

12h12 hours ago
Received so many Congratulations from so many on our Big Victory last night, including from foreign nations (friends) that were waiting me out, and hoping, on Trade Deals. Now we can all get back to work and get things done!

〇 米・中間選挙 トランプ大統領会見 野党に協力姿勢
2018年11/8(木)  日テレ All Nippon NewsNetwork(ANN)

 アメリカの中間選挙から一夜明け、トランプ大統領が会見を開き、下院を制した民主党に対して協調的な姿勢をアピールしました。

  トランプ大統領:「(上院で)野党・民主党の豊かな資金や特別な利害関係、敵意あるメディアに負けなかった。(下院について)民主党とはインフラや医療保 険の面で共有できることが多い。両党が支持できる政策を策定できるだろう」会見では発言を遮り、質問を続けようとする記者との激しいやり取りもありまし た。

 トランプ大統領:「もう十分だ。次にいこう」
 CNN記者:「ロシア疑惑の調査を懸念しているのでしょうか」
 トランプ大統領:「何も懸念していない。でっちあげだからだ。もう十分だ。マイクを置いてくれ」

 CNN記者:「起訴を心配しているのですか?」
 トランプ大統領:「CNNはあなたを働かせていることを恥じるべきだ。あなたは無礼でひどい。CNNで働くべきでない。次にいこう」
 CNN記者:「不当な意見だ」
 トランプ大統領:「あなたはとても無礼な人だ」

 また、トランプ大統領は、セッションズ司法長官が辞任したとツイッターで明らかにしました。2人はこれまで何度も衝突していて、中間選挙の後に更迭に踏み切った形です。 

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦拝 

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めい

上の副島記事でも名前が出たキッシンジャーの動きです。
《王毅はキッシンジャーと会談した際に、米中貿易戦争はあなたの考えかとキッシンジャーに詰め寄った》!

   *   *   *   *   *

キッシンジャーが米中和解に乗り出す
http://iiyama16.blog.fc2.com/blog-entry-9199.html

キッシンジャーが訪中して、習近平主席や王毅外相などと会談し米中貿易戦争の緩和について話し合った模様だ。

9月半ばの国連総会で王毅はキッシンジャーと会談した際に、米中貿易戦争はあなたの考えかとキッシンジャーに詰め寄ったそうである。

キッシンジャーは返答に窮してお茶を濁したようだが、11月末のアルゼンチンG20での米中首脳会談前に仲介役として派遣されたのだろう。

トランプ流の商法で、まずは中国に圧力をかけて大幅な米国製品の輸入増加を迫り、適当なところで手打ちにするつもりではなかろうか。

野崎晃市(44)

by めい (2018-11-11 05:58) 

洗脳からの覚醒はの学問道場を見ろ!


アメりカの洗脳広告代理店、電通による、テレビ、新聞、週刊誌、ラジオ等の、ウソ八百の見事な洗脳情報と、ウソと騙しに満ち溢れた世の中で、思考停止状態にある日本人は、自分自身の脳、すなわち思考そのものを点検せよ! 我々はハッ、と気付いて、いや、待てよ! と立ち止まり、常に注意深く、用心して、警戒し、疑いながら生きれば、騙されることはない。 今までの常識や、全ての事柄を疑うべきだ!


by 洗脳からの覚醒はの学問道場を見ろ! (2018-11-14 15:11) 

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