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友田昌宏氏講演「雲井龍雄から受け継がれたもの」 [雲井龍雄]

戊辰戦争150年雲井龍雄.jpg10月14日、東北大東北アジア研究センターの友田昌宏専門研究員による講演「雲井龍雄から受け継がれたもの〜米沢の民権家を素材に〜」を聴いてきた。米沢御堀端史蹟保存会が「上杉メモリアルフェスタ 戊辰戦争150年 米澤藩士雲井龍雄は・・・」として、雲井龍雄碑前祭(北村公園「討薩の檄」碑)、剣舞奉納(山上一刀流剣舞、会津一刀流剣詩舞道)と共に開催された。私は剣舞奉納からの参加だったが、講演を聴いて「米沢にとって歴史的な講演だった」と評価したい。友田氏については、宮島誠一郎を詳細に追った『戊辰雪冤─米沢藩士・宮島誠一郎の「明治」』 (講談社現代新書 2009)を読んで、その真摯な取組みに敬意を抱かされたが、今回は雲井龍雄に焦点をあてての研究成果を聴くことができた。その内容については、まもなく発刊される『東北の幕末維新ー米沢藩士の情報・交流・思想』でさらに詳しく展開されていることと思う。

東北の幕末維新 表.jpg東北の幕末維新 裏.jpg

ともかくこの講演で、幕末から明治維新を経て自由民権運動へ、大きな日本の歴史の流れの中に雲井龍雄がきちんと位置づけられることになった。この意義が大 きい。これまで若くて刑死したことは知っていても、どこか漠として捉え難かった。それがこの講演によってしっかりした雲井龍雄像を描けるようになった。 「米沢にとって歴史的講演」の所以である。ただ、どうしても聞いておきたいことがあって質問に立った。それに対する回答もありがたかったのでテープ起こしをこれからします。(つづく)

10.19の山形新聞です。↓

戊辰戦争150年雲井龍雄 山形新聞301019.jpg

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