土社神社(宮内熊野大社末社) [熊野大社]
昨日の山形新聞の「ふるさとの文化財」は、27ある宮内熊野大社末社のひとつ土社神社でした。土社神社というと昭和8年に賀川豊彦先生が宮内にお出でになった折、土社神社前で撮った記念写真が残っています。この写真が昭和8年にまちがいないとすると、宮内来訪2度目のときです。というのは、犬養毅首相が暗殺された五一五事件の起きた昭和7年、多分5月の16日か18日の間に宮内に来られて「春すぎて緑の山に小鳥なく世のさわがしさ気にとめぬごと」の歌を残しておられるからです(『賀川豊彦全集 第23巻』)。私には当時の宮内がよみがえるかけがえのない歌です。
*参考記事
2017-10-10 06:02
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