バルバドスとの交流へ向けての第一歩 [バルバドス]
南陽市がバルバドスのホストタウンに決定したことを受け、駐バルバドス日本大使館の南久恵さん一家が南陽市にお出でになりました。南さんは駐バルバドス日本大使館一等書記官First Secretaryとして市役所を訪問、2時間近く市長やみらい戦略課と打合せした後、ご家族共々われわれ「白鷹山に『伝国の辞』碑をつくる会」のメンバーと合流し親しく歓談していただきました。
ホストタウンについて、首相官邸のHPにこうあります。《2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会開催に向け、スポーツ立国、グローバル化の推進、地域の活性化、観光振興等に資する観点から、参加国・地域との人的・経済的・文化的な相互交流を図る地方公共団体を「ホストタウン」として全国各地に広げていきます。》
↓交流計画の概要(例)です。
↓地方財政措置の概要です。
「ホストタウン」は第4次登録まで合わせて179件が決定、交流先ではフランスが13件、ドイツが12件など先進国が多い一方で、アフリカは6か国の6件にとどまるなどばらつきがあります。山形は11市14件で東北最多。
南陽市からのラブコールを受けて始まったホストタウン決定でしたが、ここに至るにまでには、1.大使館の決断 2.パルバドス政府の決断 3.日本政府の決断 という3段階があったわけで、品田大使のご尽力が大きかったとお聞きしました。
バルバドスは種子島ぐらいの大きさに28万人、生産物はさとうきびが主でたいしたものはない。ただヨーロッパのリゾート地として観光収入が多く、GDPも周辺諸国に比して高い。日本の商社はまだなくて、交易に関しては全く未開発。公用語は英語で治安もよく、今後日本人も多く訪れるようになるに違いない・・・。そんなお話をうかがいました。わたしたちみんなにいろいろお土産をいただきました。6人で分けたのですが、私がいただいたのはアンゴスチューラ・ビターとココナツミルクパウダーでした。まだ開けていませんがカリブの空気いっぱいの感じです。
明日、南さんのご家族(村山市在住のおじいちゃんも)は白鷹山に登られます。齋藤会長と川井事務局長が案内します。白鷹山虚空蔵尊を守る大蔵寺の小関住職も同行とのこと。今日午前までのひどい雨もすっかりあがって明日は晴れ上がりそうです。小学3年と6年の息子さんも一緒、バルバドスにいい思い出のおみやげを持って帰れますように。バルバドスとの交流へ向けての第一歩です。
【追記 29.7.23】
白鷹山「伝国の辞」碑との記念写真を送っていただきました。
【追記 2017.11.26】
今朝の山形新聞に「バルバドスと南陽市基本合意」についての解説記事が掲載されました。そもそも多田支社長が書いてくれた記事が思いがけない展開を生むことになったのでした。
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