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菊地和博先生、茂吉文化賞受賞祝賀会 [青苧]

菊地和博先生290122.jpg

南陽市古代織の伝統を守る会のメンバーでもある菊地和博先生の茂吉文化賞受賞祝賀会に、川合ひさ子さんと共に参列してきました。菊地先生、学者である前に仕掛人としての才能がすごい人です。平成169月の第一回を皮切りに何回か開催することになった「青苧フェスティバル」も、もとはと言えば菊地先生の仕掛けでした。うまく乗せられたわけですが、仕掛けてもらわなければ何も始まらなかったわけで、茂吉文化賞も、県内各地でのそうした仕掛けの数々に対する授賞の意味もあるはずです。受賞理由は「1.山形県文化財保護審議会副会長をはじめ、東根市・米沢市・南陽市・上山市の文化財保護審議委員として県内各地の文化財保護を指導・牽引している。/2.専攻は民俗学で、民俗芸能論・地域伝承文化論など多岐にわたり、全国的に活躍している。広いフィールドでの活動により、人々により伝承されてきた技術や芸能、行事や信仰を学術的に裏付け、民俗芸能を幅広く認知させ、保護・普及に貢献している。」南陽市文化財保護審議会委員もしておられます。祝辞の中で授賞決定までの経緯が語られましたが、ずーっと60歳代の授賞はなかったとのことで、67歳ではまだ若すぎるとの議論があったそうですが、祝賀会の300人近い参列者に見られるように、菊地先生のまわりに自ずと形成された人脈の広さ、深さが授賞へと押し上げたのだと思いました。「自ずと」というところが菊地先生の菊地先生たるところで、人柄の良さです。司会の高橋まゆみさんが孫さんから聞き取った話を披露してくれましたが、「じいがこんなにすごい賞をもらう人だとは知らなかった!」とのことでした。菊地先生、ほんとうにおめでとうございます。


↓第一回青苧フェスティバルのパンフレット表紙と最終ページです。菊地先生がプロデューサーでした。(写真上クリック拡大)
青苧フェスティバルパンフ1.jpg青苧フェスティバルパンフ2.jpg

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