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笠間・二本松の菊まつり視察報告(2) 笠間の菊まつり(後) [菊まつり]

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菊人形の会場は神社の裏手になっています。表の賑わいに比べて静かな感じ。テーマはNHK大河ドラマ「真田丸」、定番で10場面。昨年の入場者数は18,830人ですから、昨年の南陽(16,000人)と比べてもちょっと多いだけです。(ただし昨年の入場料、南陽300円に対して笠間800円) 菊人形はここも苦戦なのでしょう。説明のパネルには人形を作る人と背景を描く人、双方の名前が記されています。(人形師 岩田健一 背景師 鎌田節郎) 書き割りに人物が多く描かれているのに驚きました。菊の着せ替えは女性6人体制、その他水かけ要員一人だそうです。菊人形のできるまでが音声でもていねいに説明されていました。菊人形の方は笠間稲荷神社による運営で、笠間市は菊まつり連絡協議会として宣伝部門やイベント部門に関わっているようです。(協議会予算869万円 うち市支出650万円)
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会場の外にはいろんな工夫が凝らされています。二人が顔をのぞかせるハート形の菊や、紙粘土でつくった菊人形、「大好きな笠間」をテーマにした子ども達の絵画展(結構力作有り)等々。境内には店も並んでいますが、店の多くはお年寄りで活気はもうひとつでした。

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「菊が結ぶ絆 ドイツ・ラー市との交流」というのがあり気になっていましたが、今調べると平成21年の「市長コラム」にこうありました。
 昨年ラー市のミュラー市長らが笠間市を訪れた際にラー市への訪問を要請され、本年招待状を頂き、今回の訪問に至りました。/ ラー市は、ドイツで唯一菊まつりを行なっており、人口は4万5000人、ドイツ南部フランス国境に近く、中世の城壁に囲まれた美しい街並みの都市であります。/ ラー市の菊まつりは、美しい街並みと鮮やかな菊の色とが調和し、飾り付けについては、笠間の菊まつりとはまた違った工夫がしてありました。例えば、街灯、建物のベランダ等に菊を飾りつけたり、歩道に菊を並べたりしてありました。/ もう一つ大きな特徴は、菊まつり期間中は、市内のレストランが、菊入りのスープ、菊入りのアイスクリーム、ムース、菊のビールなど、菊に関する料理をメニューに取り入れていました。笠間でも必要と感じました。/ さらに、菊まつりを実施するには多額の経費も必要であり、市から5,000万円ほどの負担と、地元経済会からの協力、そして市民の強い思いと協力があるとのことでした。どこにおいても、お金はかかるものであり、一方で市民の協力も必要不可欠であります。/ 3泊5日の強行日程でありましたが、ラー市ミュラー市長をはじめ市議会、経済会関係者との交流を図ることができ、有意義な訪問でありました。今後、菊まつりを通じ、どのような交流を図っていくかが、一つの課題であります。遠い国であり、頻繁に行き来をするのは難しいですが、菊作りの職人さんの交流や、市の情報交換、子どもたちの作品交流等、各方面の意見を聞き、国際交流の観点からも形式的交流でなく、自由で永続的な交流を行なってまいりたいと考えています。/平成21年10月30日/笠間市長 山口 伸樹》 山口市長、現在3期目です。
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門前のそばやに入りました。町のどの店先にも菊とともにそばの花の鉢が置いてあります。笠間はそばも名物のようです。12時前でしたが繁盛していました。864円!山形の感覚からすると「この量で?」となりますが、バスに戻って話すと、そもそも山形のそばの量が多いのだそうです。さりげなくいなり寿司をすすめる店のおばさん、愛想よくて商売上手でした。
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老舗風のお菓子屋さんがありました。店先に並ぶのが1600円と1700円、軽いお土産感覚では手が出ませんでした。
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もともとふとん屋さんだった店が「ふとん」の看板を塗りつぶし、しゃれたのれんで帆前掛けなどを飾っています。参拝、観光の客をあてこんでのことでしょう。笠間市の公式サイトに《「菊花で人々の心を和ませたい」との想いから始まった菊まつり/日本最古の菊の祭典としての伝統を継ぎながら/市民参加の菊まつりとして発展を遂げとげています》とありました。たしかに「勢い」を感じた笠間市でした。行った甲斐がありました。(つづく)

6時ちょうど、大分大きく揺れました。ここは震度4。最大震度福島県で5弱。福島県沖M7.4だそうです。数日前、11月27日か1月2日近辺に警戒するようにとの話を聞いたばかりでした。これで終ってくれることを祈ります。

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