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南陽市長選立候補予定者公開討論会(附・安倍政権の危うさ) [南陽市長選挙]

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一昨日の晩、南陽JCによる南陽市長選立候補予定者公開討論会に行ってきた。300名の入場制限とあり、用意された席の半分ぐらいの入りの印象だったが、スタッフを除いた外部からの参加者は70名ぐらいだったとのこと。両陣営からの動員もなかったようだ。ヤジはもちろん、拍手も制限されていて、昔の立会演説会とはまるでちがう。討論会というのもあてはまらない。立候補予定者同席意見発表会というところか。


政治が民からどんどん遊離させられている。昔はそうではなかった。地域を思う、国を思うことにみんなもっとエネルギーを注いでいた。いつのまにかみんな個のタコツボに入ってしまっているのがあたりまえになり、政治は特別な人のものになってしまっている。権力をにぎる側にとっては好都合なことだ。いろんな面での二極化と軌を一にしています。


「国民の生活が第一」、政党名にもなった。遠い昔のことのように思えるが、2年前のことだった。政党名になる前、鳩山さんや小沢さんが民主党の実権を握っていたわずかな時代、この言葉をかかげたポスターがあちこちに貼られていたものだった。平成22年914、民主党代表選で小沢さんが敗れた日、この日が日本の分水嶺だった。あの日まっとうに小沢さんが選ばれていれば東北大震災もなかった、そう思えてしょうがない。なぜ今更「集団的自衛権」なのか。自民党のなかにも「アンタらより若い人たちが戦場に行き殺されるかも知れないんだよ?そんな大事なことを・・閣議決定で簡単に決めて良いのか?」(村上誠一郎衆院議員)と正論を吐く人もいるにはいる。しかしそんな声は掻き消されてしまう。公明党も政権与党であり続けるために「平和の党」の大原則を脱ぎ捨てた。

 

安倍首相の陰にいつも思い浮かべる人がいます。日本政策研究センター所長の伊藤哲夫さんです。懐かしい人です。「新しい歴史教科書をつくる会」運動に関わる以前からの付き合いでした。私とは同年代、新潟大学の出身です。学生時代から「生長の家」に属し、大学紛争の時代右翼側で当時の全共闘と対峙したと聞いたことがあります。その後、「生長の家」の内部で政治に対する考え方の対立が生じ、「生長の家」から出て新たなグループ(ビジョンの会)を立ち上げました。私が市議をやっていた頃、その山形のグループ、山形ビジョンの会の方々と出会ったのでした。その会のK会長さんによって、「新しい歴史教科書をつくる会」運動の渦中に入り込むことになりました。山形県支部の活動は全国でもトップレベルだったと今も自負します。ほんとうに本気でした。それだけに当時の仲間は「同志」というのがぴったりで、今でもひとりひとりが懐かしい。

 

その伊藤さんの講演の中でだったと思います。「アメリカに一週間ほど滞在して、その間何人ものアメリカの要人と会ってきた。」と多少自慢げに話されたことがありました。その後あらためて「ジャパンハンドラーズ」の存在を知るに及んで、その時の「アメリカ要人」とは誰だったのか聞いておくべきだったと思ったのですが、もうお会いする機会もありませんでした。2006-03-21 に書いたこんな記事があります。http://oshosina.blog.so-net.ne.jp/2006-03-21

 

19日に伊藤哲夫日本政策研究センター所長が来られるとのことで、久しぶりにビジョンの会例会に参加してきた。会場で「立ち上がれ!日本」ネットワーク山形支部の設立の会合であることを知った。地方支部としては第一号とのことだった。はじめての顔ぶれも多かった。

伊藤所長の話の中で、中国、北朝鮮を批判するに「自由と人権」を持ち出されることに違和を感じて質問した。「もっと別の言葉はないのだろうか」と。伊藤氏も自覚しておられるようで、「しかし、『自由』と『人権』という言葉は国際的には力を持つ」と答えられた。私には、アメリカによる占領下の「ウォー・ギルト・インフォーメーション・プログラム」を批判し、その流れでサヨクの持ち出す「人権」に異議を唱えつつ、中国、北朝鮮を「自由と人権」の視点で批判するというダブルスタンダード、結局アメリカの言い分に巻き込まれている今の日本の「保守」の姿が見えてくる。日本本来の保守の立場とは、そうではないはずなのだ。としたら、「日本本来の保守の立場」とは何なのか。「もっと別の言葉」を本気で探したいと思った。

 

このときがお会いした最後でした。ジャパンハンドラーズとのつながりを思わされます。本来あるべき「スジ」が失われています。「スジを通す」の「スジ」です。その場その場都合のいい論理をつなぎあわせるようになったら理論家としてはおしまいです。伊藤さんは「理論家」というより「オルガナイザー」だったかもしれません。

 

安倍首相が世の注目を集めるようになったのは、平成14年、副官房長官として小泉首相と共に訪朝し、拉致問題について強硬路線を主張したことからですが、伊藤さんと安倍首相とのつきあいはずっとそれ以前からです。安倍さんの初当選が平成5年、保守系議員のシンクタンク的役割を果たす日本政策研究センターの設立が昭和59年ですから、議員当選当初から伊藤さんは良きアドバイザー、あるいは指南役だったと思います。そうしたことから教科書問題に取組む私たちにとって、安倍さんは中川昭一さん等と共に最も信頼に足る国会議員と思っていたものでした。安倍さんの兄貴分といわれる衛藤晟一議員は、伊藤さんとは「生長の家」以来のいわば身内です。

 

私は、平成13年の9.11をきっかけに始まるアメリカによるイラク侵攻、小泉政権下の自衛隊派遣という流れの中で、少しずつ「つくる会」の運動から距離を置くようになります。並行して副島さんの文章をよく読むようになりました。西尾幹二先生に副島さんとの対談を提案したら、すごい剣幕で「あんな奴はわれわれの間では信用ない」と言われて驚いたことがありました。しかし私は、副島隆彦さんの説く「アジア人同士戦わず」に深く共感しました。副島さんの文章は「正論」では読んでいましたが、最初に買った本は『堕ちよ!日本経済ーアメリカの軛から脱するために』です。この本の発行が平成128月ですから、翌年9.11が起きたときにはかなり副島さんの愛読者になっていたと思います。『副島隆彦の学問道場』はいちばん先にチェックするサイトになっていました。一時は一年1万円の会員にもなっていました。今でも副島さんは良き水先案内人です。いま『ダヴィンチ・コード』をおもしろく読んでいますが、もとをたどると副島さんの『隠された歴史:そもそも仏教とは何ものか?』でマグダラのマリアについて教えられたことからです。

 

「日本をアメリカの属国にしておくための対日操作班ジャパンハンドラーズが存在する」。今ではもう「常識」と言っていいかもしれませんが、副島さんグループが最初に言い出したことでした。このことでハッと思い起こしたのが、伊藤さんの「アメリカの要人と会ってきた」という話でした。いつのまにか、伊藤さん、アメリカの操り人形にさせられているのではないだろうか。

 

平成189月、第一次安倍内閣誕生。「美しい国」「戦後レジームからの脱却」というテーマ設定に、安倍さんらしいな、伊藤さん張り切っているんだろうな、と思っていました。しかし翌年9月、1年そこそこで体調不良を主な理由に突然の辞任、だれもがもう再起不能と思ったものでした。ところがどっこいそうではありませんでした。平成249月の自民党総裁選挙で石破氏に逆転勝利、12月の衆院選で294議席を獲得して圧勝、そして二度目の安倍内閣誕生。第一次安倍内閣の失敗からの学習効果は大きかったようで、たくましく変身を遂げていました。本来の安倍カラー満載、それは私がかつてその中にいた世界そのままでした。安倍さんがそうしたカラーを打ち出す度、伊藤さんの影を感じずにおれませんでした。

 

教科書運動に躍起になっていた頃のことですが、伊藤さんと話していて心配になったことがありました。米沢で教科書問題について講演していただいた時のことです。「われわれの歴史教科書が採用されたとして、現場の混乱が心配だけどどう思いますか。」と言ったとき、いとも簡単に「それは心配ない。」の言葉でとりつくしまもなかったのです。どういうふうに心配ないのか、いま安倍さんのやり方を見ていて、「反対するやつなんか無視してどんどん進めるから、心配ない」ということだったのかと理解できたように思うのです。「自分たちは絶対正しい、まちがいない」のです。

 

伊藤さんも安倍さんも善意の人です。いい人です。だから「たくらみ」に屈するのです。どうすれば気づくことができるのでしょうか。どうにも抜き差しならぬところまで行かねば気づけないのかもしれません。としたら国民にとって実に不幸なことです。

 

南陽市長選挙について書くつもりが、思わぬ方向に来てしまいました。公開討論会に戻します。

 

私が公開討論会に行ってみたいと思ったのは、白岩孝夫候補(立候補予定)についてどんな人物か知りたかったというのがいちばんの理由でした。実績において申し分ない、ほんとうの意味で「できる市長」の現職に挑戦するその意欲はどこから湧いて出て来るのか、何かキラリと光るものがあるに違いない・・・。しかし、白岩候補から感じたのは「いい人」でした。語られる言葉は優等生の言葉でこちらの心に響くものではありませんでした。2年間の市議経験を強調していましたが、無投票で市議になっての2年間の経験でしかありません。かつてなんの政治経験もなかった神主さんだったのに、担ぎ上げられて市長になった新山昌孝市長(昭和53-昭和61年在任)を思い出します。新山さんも「いい人」でした。しかし、ご自分にとっても、南陽市にとっても良かったのかどうか。不本意のうちに命を縮められたような気がしてなりません。

 

一方の塩田市長、30年の政治キャリア、8年間の市長としての実績からの言葉は重みがちがいました。私が44歳で議員になったとき、私より5歳年下の塩田議員はすでに2期先輩、6年間一緒でしたが、その頃は市長としてここまでやれる人物とは、正直のところ思ってはいませんでした。ただ、しっかり大地に根を下ろしている人間だと一目置かせられる存在ではありました。

 

先日の事務所開きの塩田市長の演説を聴いて、いちばん印象に残ったのは、「夢を見ることをしない人が、市民の皆さんに夢を与えることはできるでしょうか。」という言葉でした。ここに塩田という政治家の秘密があるのだと理解できました。「教育日本一」も「ニューイヤー駅伝出場」も「木造文化会館」も自分の夢が根っこです。だから本気になれるのです。これだけ本気な政治家がいま日本にどれだけいるでしょうか。県や国の役人は、この本気さに気圧されて言うことを聞いてしまうのです。態度が横柄で不評を買っているなどと言われますが、あの態度が力にもなっていることを理解せねばなりません。本気さの表れです。

 

もうひとつ塩田市長のすごさは「土着の感覚」です。おそらく、学校の勉強より山仕事や農家仕事など働く事の方を大切にしてきた結果身につく感覚です。昔はだれもがごく当たり前に身についていた感覚なのですが、いつのまにか、多くの日本人がどこかへ置き忘れてきてしまった感覚です。塩田市長にはその感覚が当たり前のこととして身についています。教科書から拾い出したような耳障りのいい言葉は塩田市長には通用しません。理屈でなく感覚、だから即座の判断が可能なのです。リーダーの条件としてきわめて重要です。もそもそしていては事は運びません。私などは到底及びません。

 

公開討論会、二人の差は歴然としていました。しかしだからといって勝負は決したということではありません。選挙民がどう判断して票を投じるかは、また全然別レベルのようです。民主主義の難しさです。


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めい

村上誠一郎議員の貴重ながんばりについての記事です。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11190925.html?_requesturl=articles%2FDA3S11190925.htmlamp;iref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S11190925

   *   *   *   *   *

(政々流転)村上誠一郎・衆院議員 リベラル一人旅どこへ
2014年6月15日05時00分
  
 ◇村上誠一郎・衆院議員(62歳) 水軍子孫、国家の大事と大音声

 集団的自衛権、特定秘密法。どんどん進む安倍政権のブレーキ役が不在だ。村上誠一郎(62)は自民党内でたった一人、異論を唱え続ける。仲間は集まらず、立ちはだかっても声が聞こえないかのようにするりと素通りされる。野党さえ支持率が高い安倍政権にすり寄る。それでもほえる。

     *

 特定秘密の指定が妥当かをチェックする、国会に監視機関を設置する国会法改正案。採決の13日、村上の姿は議場になかった。約7カ月前、「国民の知る権利を奪う」と反対した特定秘密保護法の採決に続く欠席だった。

 党の最高意思決定機関、総務会のメンバーで、積極的に発言する。役職もなく、発信の場が限られているせいでもある。原発の再稼働方針が記されたエネルギー基本計画案には「福島の原因究明が中途半端なのにいいのか」と声を荒らげた。首相安倍晋三が「集団的自衛権行使容認の憲法解釈の最高責任者は私」と答弁したときは、「選挙に勝てば勝手に変えられるのか」。

 総務会で集団的自衛権が議論された今年3月には「あんたらより若い連中が戦場に行かされて死ぬかもしれないんだぞ。そんな大事なことを閣議決定で簡単に決めていいのか」。記者たちを前に声を震わせ、感極まって涙があふれた。

 「問題の本質に気づかないのか、ノー天気なだけか」。本人は、同調者がいないのが不思議でならない。首相に直言できない党は「右に傾いて沈没しかねない船」と映る。「何でも反対だと党内の共産党といわれる」と、ここぞという時しか反対していないつもりだ。でも総務会長の野田聖子の声が党内の冷たい視線を代表する。「いつも言いっ放し。そういうスタイル」

     *

 異議申し立ては昔からだ。1987年、当選1期の村上はスパイ防止法案を巡り、谷垣禎一らと反対の論陣を張った。政界へ導き教育した元通産相の河本敏夫は後押ししてくれた。

 かつての自民党は、右にふれそうになると、リベラル派が存在感を示しバランスをとった。村上は自らを「ぶれないリベラル」という。

 村上が属した河本派は小派閥。自民党のリベラル本流は、大平正芳や宮沢喜一ら首相を生んだ「宏池会」だった。宏池会は分裂、なりを潜めている。宮沢にかわいがられ、宏池会の流れをくむ谷垣は今年、国会で「私は自分をリベラルと思っていない。保守と思っている」と答えた。

     *

 村上のルーツは、中世から瀬戸内海を支配した海賊、村上水軍だ。村上は水軍が行き交った島々を愛媛の選挙区として回り、船上から政策を訴える。

 村上家には「国家の大事には親兄弟のしかばねを乗り越えて戦え」という家訓が代々継がれる。大蔵省事務次官から参院議員になった伯父孝太郎は「次世代につけを残すな」。衆院議員だった父信二郎は「防衛予算は少ないほどいい。隊員が犠牲にならないよう国は万全を期すべきだ」と説いた。

 勉強熱心で分析好き。推理小説を読みながら筋やトリックを紙に書き、作者の隠した意図を読み解こうとする。「政策のプロフェッショナル」を自認し、日本の財政状況や安全保障環境などのデータをいつも持ち歩く。

 政治家一族の毛並みの良さ。9回連続当選の選挙の強さも発言を後押しする。32年支援する地元の渡辺隆士は、党に反発する体重110キロの村上に「暴れず小さなみこしは担ぎやすい。でも間違ったことは言っていない。応援する人は増えている」と自慢げだ。

 そんな村上にも古傷がある。05年の小泉純一郎首相による郵政民営化解散。行革相だった村上は解散に反対した。自民党が負けると思ったからだ。ポケットに辞表を入れ小泉の説得を試みたが、届かない。所属派閥の若手の顔が浮かんだ。大臣の肩書で選挙応援に行こう。解散詔書に署名をした。選挙は大勝したが、小泉を止められなかった後悔は残る。だからこそ今回は。

 「このまま行けば、国民に倍返しされる」と村上は次の選挙での自民党を危惧する。党内に同志がいない村上には、党派を超え「問題の本質を判断できる仲間」が必要だ。今年から行革相時代の秘書官、民主党の玉木雄一郎ら野党若手国会議員と勉強会を始めた。

 「魔女狩りも間違っていたと、歴史が真理を証明した」と自分に言い聞かせながら、村上の党内一人旅は続く。

 村上はピエロか、それとも党の救世主なのか。審判は次の選挙で下される。=敬称略(上地一姫)

 
by めい (2014-06-29 06:05) 

めい

「集団的自衛権反対」を叫んでの焼身自殺がありました。 このこと自体ショッキングですが、このニュースをNHKの夜7時のニュースで一切取り上げませんでした。このことはさらにショックな出来事です。完全に報道管制下にあります。この日本の現実に厳しく向き合わねばなりません。「反対するやつなんか無視してどんどん進めるから、心配ない」でどんどん事が運んでいます。伊藤哲夫さんの感覚がわかるだけに恐ろしい。

   *   *   *   *   *

「新宿で男が焼身自殺。その前に拡声器で「集団的自衛権反対」を叫ぶ:兵頭正俊氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/14577.html
2014/6/30 晴耕雨読

https://twitter.com/hyodo_masatoshi

焼身自殺。

集団的自衛権に抗議して。

最初は、デマかと思ったが、動画がある。

犬HKはどうやって報道するか。

権力の犬なので、報道しないか。

公明党の山口那津男の見解が聞きたい。

逃げて、出てこないか。

仏教はもうヤメか。

すでに公明党の賛成が人を死に追いやっている。

> 新宿での抗議の上での焼身自殺未遂事件)この事件の悲惨な写真をツィッターで広めるな!という声が多い。しかし、命を賭けて発信しようとしたメッセージとともに広めることは、この人の意に沿うことだと言う意見もある。私は後者である。その千倍の悲惨になる集団的自衛権に口をつぐんではならない。

> 夕方のTVニュースを見たが、民放も朝日の20秒程度の放送だけで、他局はNHK同様、全く報じなかった。恐ろしい国になってしまったのか、突然の事件に自民党広報室が、どのように報道規制すべきか混乱したのかもしれない。

これが中国の政府批判の焼身自殺だったら、犬HKを先頭に各社報道する。

自国の政府批判につながることは報道しない。

ほんとうにメディアがダメになった。

国を不幸にする元凶は、メディアである。

外国の政府批判は報道するが、自国は隠蔽する。

山口那津男は見解を出すべきだ。

> #Japan: Anti-war protester sets himself ablaze after blasting PM Abe新宿で男が焼身自殺 拡声器で「集団的自衛権反対」叫び http://t.asahi.com/f54f

新宿で男が焼身自殺。

その前に拡声器で「集団的自衛権反対」を叫ぶ。

公明党の山口那津男は、逃げないで見解を出すべきだ。

山口の仏教では、こういうのをどのように説明するのか。

ぜひとも聞かせてほしい。

いずれ何十、何百の死体が帰国する。

それをどうやって迎えるのか。

これはその前段だ。

「男性は鉄枠の上にあぐらをかいて座り「70年間平和だった」「戦争しない」「政教分離」などと話していた。

「君死にたもうことなかれ」と、与謝野晶子の詩の一節を口にした後、火を付けた」(『中日新聞』) http://bit.ly/UXkJq8

> 南アフリカのニュース専門局「eNCA」電子版もAFP電を引用し「日本の男性が平和主義放棄に抗議して焼身自殺未遂」 http://t.co/nsbmmzYkt4

> NHK総合、20:45のニュース。集団的自衛権に反対する焼身自殺の事件は、全国のニュースにも、関東のニュースにも出なかった。 長々と報道されたのは埼玉の〝とうもろこし早食い〟だった。

日本はほんとうに西側の国なのか、という疑惑が欧米に広がっている。

今回の焼身自殺への報道姿勢は、さらにそれを強めるだろう。

江戸時代でも瓦版に人が群がるほどの事件だ。

政府批判につながる事件は、国民に知らせないのである。

それでも外国が猛烈に報道しているので、どこまで隠せるか。

> 「集団的自衛権を力づくで押し通す安倍政権に対する抗議の焼身自殺未遂事件」、この極めて痛ましいショッキングな事件、海外メディアは続々と報じているにも関わらず、日本メディアの反応はすこぶる鈍い。むしろ白昼の繁華街で「危険行為」を行った「異常者」として「処理」しようという意図すら臭う。

> 新宿の焼身自殺未遂について多くの海外メディアは「日本政府が集団的自衛権の行使容認を閣議決定することに抗議して」と報じているが、アルジャジーラなどの骨のある海外メディアは「平和憲法を変更して日本の軍隊の海外での軍事行動を可能にしようとしている安倍晋三首相に抗議して」と報じている。

> NHKはもちろんだが、Yahoo!ニュースでも取り扱う気配ナシ 

アフガニスタン戦争での死者数(2014年6月25日現在)を、米国を除く上位5か国だけ挙げる。

英国が453人、カナダが158人、フランスが86人、ドイツが54人、イタリアが48人である。

いずれこのどこかに日本が入れられることになる。

小さく生んで大きく育てるのが集団的自衛権。

> ロシア国際放送「日本の男性が軍国主義化に抗議して焼身自殺未遂」http://t.co/mScS2LQsw5

> BBCニュース「日本の政府が次の火曜日に平和憲法を変更して海外でも軍隊が活動できるようにするための承認を行なうため、1人の男性が東京の中心部で自らの体に火をつけて抗議行動を行なった」→ http://t.co/6fSKQjFBYL

ベトナム戦争では、戦争に抗議して僧侶(仏教)が抗議の焼身自殺を図ったものだ。

平成の日本では、仏教の政党(公明党)が戦争の政策に賛成して、一般の国民が抗議の焼身自殺を図る。

逆転している。

いかに公明党が堕落しているかを物語っている。

山口那津男は、見解を出すべきだ。

> ニューズウィークを始め大半の海外メディアが新宿の焼身自殺未遂を大きく報じてるのに、ニューズウィークの日本版を始め海外メディアの日本語サイトは揃ってスルーしてる。北朝鮮のミサイルは海外メディアの日本語サイトでも軒並み大きく報じてるのに。「ザ・あからさま」って感じ。

by めい (2014-06-30 05:01) 

めい

山形新聞は小さく報道(2段と2行)。「焼身自殺 山形新聞」で検索したら出てきたのが「ベトナム、対中抗議で焼身自殺 南部ホーチミン」という今年5月23日の記事。足もとで起こった、しかもいまいま閣議決定されようとしている「集団的自衛権」に対する抗議の自殺にもかかわらずしるしだけの報道しかできない日本のマスコミとはいったいどうなってしまったのか。

「死を覚悟して抗議している。また、その抗議を有効にするために、新宿の最も賑やかな場所を選んでいる。なんとも痛ましい。しかし、心情的にはわかる気がする。居てもたってもいられなかったのだろう。 」
(かっちの言い分http://31634308.at.webry.info/201406/article_28.html

   *   *   *   *   *

集団的自衛権行使容認反対で焼身自殺を図る、日本もチベット化か?
<< 作成日時 : 2014/06/29 22:47
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50-60才の男性が、集団的自衛権の行使容認に対しての抗議を行った後、焼身自殺を図ったという衝撃的なニュースが流れた。嘘だろうと思ったが本当のようである。

このブログでも、再三、自公が結託して進めようとしている、この暴挙について、微力ではあるが抗議しているつもりだが、そんな生易しいやり方ではない方法ではだめと思ったのであろう。

死を覚悟して抗議している。また、その抗議を有効にするために、新宿の最も賑やかな場所を選んでいる。なんとも痛ましい。しかし、心情的にはわかる気がする。居てもたってもいられなかったのだろう。

このニュースはネットでは出ているが、テレビニュースではまだ出てこない。政府筋、もしくはテレビ局のトップ筋から、閣議決定の重要な時期はまずいので規制が掛ったと思われる。

この抗議を無駄にしてはならない。きっとメディアは、この事件を、狂信的な異常な行為というような論調で封印するように思える。

秘密保護法といい、何か昔の戦中時代の雰囲気になってきたようだ。国民はいずれ来る徴兵制度を覚悟しなければならない。日本もチベットのようになってきたか?

by めい (2014-06-30 05:45) 

めい

小沢一郎直撃インタビュー記事です。
counntry-gentleman
http://blogs.yahoo.co.jp/zudonosan/34526144.html

《――このまま国会を無した安倍政権の暴走が続いたら、この国はどうなってしまうのか。野党の無力をどう見ていますか?

いや、絶対ひっくり返す。
野党はみんな、ふにゃーんとなっているけれどね、細川政権の時だって、自民党が第1党だったわけです。

それを「政権を代えよう」という一点で8党派集まってひっくり返した。
それを思い出せってことですよ。》

一見盤石な自公体制もマスコミの統制でそう見えるだけなのかもしれません。今はネットがあります。国民がほんとうに気づき出したらたちまちひっくり返る可能性は大きい。そのときには小沢さんが軸になるにちがいないと確信できる、たのもしいインタビューです。南陽市長選挙、この視点から考える事も重要であると思っています。

   *   *   *   *   *

国民が真剣に怒らないと昭和史の繰り返しになります。小沢一郎
2014/6/26(木) 午後 9:45主張1国会

バカ騒ぎをしたサッカーのワールド・カップは日本が全滅し、NHKはじめ民放テレビ局の鳴り物入りの大騒ぎも終わり、これでユックリ見ることが出来るワールド・カップになってきたようです。

この日刊ゲンダイの日本サッカー絶滅も強烈な見出しですが、それはどうでもよく、目に付いたのは左の「小沢再編秘策激白」の見出しです。

中面を見ると、

サッカーなどで浮かれているより、もっと大事なことが知らないうちに(本当は知っていなければならないのですが)決められていく政治のことに、これからの日本の行く道が恐ろしいことになるのを止めなくてはなりません。
その記事の方がとても気になるのです。

小沢一郎直撃インタビュー記事全文です。

――自公協議もあっさり合意しそうで、いよいよ閣議決定、解釈改憲という流れですね。

公明党は離れられないだろうな。
それにしても、この間の党首討論を聞いていても、安倍首相は相変わらずだな。
国民の生命、生活を守るという。
そんなことは当たり前なんだよ。
なぜ、無理やり集団的自衛権を行使できるようにしなくちゃいけないのか。
それに対する説明に、全然説得力がないんだよ。
ただ情緒的に訴える。言葉のゴマカシです。

――この党首討論に限らず、安倍首相の国会答弁は野党の質問にまともに答えようとしていない。なめているような印象を受けます。
こんなやり方で解釈改憲なんて、歴史に大きな禍根を残すような気がします。

そう思います。首相の答弁は言葉の遊びで、一瞬、もっともらしく聞こえるけど、真面目に聞くとメチャクチャな話です。
15事例というのも誰が考えたのか、お粗末すぎますね。
要するにゴマカしているんですよ。
集団的自衛権の行使を可能にするということは、米国であれ、どことであれ、海外に派兵できるということです。
それも憲法の規定も無視して、ときの政府が恣意的にやれるということなんですよ。

――安倍さんは記者会見で「海外で武力行使はしない」と言った。
そのくせ、自民党は集団安全保障で機雷掃海もやると言う。集団的自衛権と集団安保の話を途中からゴチャゴチャにしていますね。

湾岸戦争は国連の決議による多国籍軍(による集団安保)だから、(集団的自衛権で米国に協力する)イラク、アフガン戦争と全然異質な話です。

――しかし、それをまぜこぜにして、「明白な危機」があれば自衛隊を出すという。いい加減な説明と与党協議で憲法を骨抜きにするなんて、国会軽視、民主主義、立憲主義の否定じゃないですか。

国民はもっと怒らなくてはいけない。
そりゃあ、選挙で選ばれた政権は任期中、ある程度のことは任されている。
ただし、法律や民主主義の原則を無視してはいけないのが大前提。
今回はその前提さえ省略しようというのですから論外の話です。
国会とは、野党が国民の不安や不満、意見や危供の念を代弁して政府と議論する場でしょう? ここをネグっちゃうと、議会制民主主義の否定につながる。

――そんな独善的な手法で解釈改憲を進める安倍首相の真意をどう見ますか?

奥に秘めている発想が非常に危険だと思います。
集団的自衛権の行使はアメリカも望んでいる。
実際、歓迎している。そういう理屈でやっていますが、アメリカは腹の中で安倍政権に対して大きな危惧の念を抱いていると思います。
そりゃあ政治的スタンスとしては一緒にやってくれ、ショー・ザ・フラッグと言いますよ。
しかし、自衛隊が来たって来なくたって、米国が戦争するときには関係ないんだから。
自衛隊の軍事力をあてにしているわけじゃない。
それよりも安倍さんの思想の中には戦後体制の否定があるわけです。
極東軍事裁判はおかしいという話でしょ。

アメリカのリーダーたちはどう思っているのか。
大使が安倍首相の靖国参拝に対して、「失望した」と言うのはよっぽどです。
安倍首相が「自分の国は白分で守らなきゃいけない」と言うとき、その延長線上に何があるのか。
中国に対抗する軍備を持つのであれば、アメリカにも対抗する軍事力を持つことになる。

――安倍政権は「限定的」とか「新3要件」とか、条件を付けて、歯止めになると言っていますが。

日本は独立国だから、当然、国連憲章51条にもあるように自衛権が認められている。
ただ、日本国憲法9条で自衛権の発動は日本が攻撃された時のみ、とされている。
個別的であれ、集団的であれ、その他の直接関係のないところの紛争に自衛権の名のもとにした武力行使はできない。

そうでなければ、世界中に日本人はいるわけですからね。どこでも行かなきゃいけなくなる。

つまり、限定というのは、日本が直接攻撃を受けた場合という、憲法9条の限定以外にないのです。

安倍さんが一般的な集団的自衛権を行使したいというのであれば、正面から堂々と9条の改正をやればいいのです。

そうすりゃ、おじいさん、おばあさんを船に乗せてどうこうという話よりもわかりやすいでしょう。

――それにしても、戦後体制を否定し、解釈改憲で戦争ができる国に突っ走ろうとしている安倍首相の危うさというのは一体、どこから来るのか。どう見ますか?

DNAだろうなあ。極東軍事裁判の戦後体制を認めたら祖父(岸信介)のA級戦犯も認めることになる。
それは認められないということだろう。

――歴史の針を戻すような話ですね。

基本的には国民がもっと強い意思表示をしないといけないと思います。
日本人というのはお上の言うことに従順というか、しょうがないと、すぐあきらめてしまう。
大きなメディアも真っ向から批判しない。
このままでは本当に戦前の昭和史の状況に似てきてしまう。

戦前の歴史は、ここまでこうやっちゃったからしょうがない。
そういう繰り返しなんですよ。国民が怒らないと、また繰り返しに
なってしまう。

――このまま国会を無した安倍政権の暴走が続いたら、この国はどうなってしまうのか。野党の無力をどう見ていますか?

いや、絶対ひっくり返す。
野党はみんな、ふにゃーんとなっているけれどね、細川政権の時だって、自民党が第1党だったわけです。

それを「政権を代えよう」という一点で8党派集まってひっくり返した。
それを思い出せってことですよ。
大きなメディアは「政策一致が前提」みたいなことをいうが、自民党なんて石から左までいる。
政策一致というなら公明党と連立を組んでいることだっておかしい。
細かいことはいいから。

集団的自衛権と憲法9条、それから原発の問題。
このイシューで合意すればいいのです。これらは自公と対時できる国の基本的テーマですからね。

――そうすれば、次の選挙で政権をひっくり返せる?

そのために小選挙区制にしたんだから。
野党再編というより野党共闘でいい。
候補者を1本に絞り、国民に選択肢を示せれば勝てる。
候補者をちゃんと調整する人がいればできる。

――その調整する人が見当たらない。

そりゃあ民主党がやらなきゃいけないわな。
維新もある意味ですっきりしたんだからね。
日本はいま、大きな岐路に立っている。
このままの流れで行くと、本当におかしくなってしまう。
野党はそれを自覚することです。

by めい (2014-06-30 06:16) 

めい

命がけの抗議の意味を両陛下は深くくみ取っておられるにちがいないと思わされました。
マドモアゼル愛さんの「愛の日記」のいい記事です。両陛下に心合わせることで心鎮まります。日本において天皇が果たしてこられた大切な役割を
実感させていただいています。
http://www.love-ai.com/diary/diary.cgi

   *   *   *   *   *

■ ある御製、ある御歌 2014年06月27日(FRI)

御製とは、天皇陛下が作られた和歌のことを言います。一般にはあまり知られてない言葉ですが、たまたま披講の勉強会をやっていたため、私もその時知ったにすぎません。

天皇陛下というお立ち場は、自由にご自身のお考えを気楽に言うわけにはいきません。

しかし陛下も人間天皇に戦後はなられたのですから、一人の人としての思いもおつらさもきっと感じられることでしょう。

陛下や皇后のお気持ちは、時折、和歌にしたためられます。陛下のお歌を御製といい、皇后様のお歌を御歌と言います。

主に、年の初めの宮中歌会はじめは重要で、歌を歌うことでその年の年魂を活気づける意味もあったと思われます。日本は言霊の国ですから、和歌で始まるんですね。

御製、御歌には本当に素晴らしい歌がたくさんあります。

私がとくに打たれたのは、歌会始のお題が「生」の年の御歌。

生命あるもののかなしさ早春の光のなかに揺り蚊の舞ふ

揺り蚊とは、よく川辺の上を集団で飛び舞う蚊のことだと思います。はかない蚊の命にたいして、命あるもののかなしさ、、、とよびかけれた古今東西の支配者など、ひとりもいないと思うのです。

皇后陛下の魂が到達された地点は、命の一体感であり、それ以上の平等感はない、生きとし生けるものへの思いです。宇宙はこうしたものを本当に喜ぶことでしょう。

このようなお歌を披講して歌えることは無上の喜びでもあるのですが、今、どうしても歌いたいのは、平成九年の天皇陛下の御製です。

疎開児の命いだきて沈みたる船深海に見出だされけり

70年前にアメリカの魚雷によって撃沈された疎開児を乗せた船の慰霊が本日あったようです。そしてこの御製はさかのぼる平成9年に、深海に沈んだ船の船影が発見された際に詠まれた御製でした。

天皇皇后両陛下の思いがどういうものかは、私のような者にわかるわけもありませんが、それでも、憲法変更とか集団的自衛だとか抜かしているレベルとは、まったく違うということだけはわかります。

国会議員は蚊の命を歌えるのか、、罪のない疎開児の悲劇を70年たっても忘れない思いが、今の政権にあるのか、、あるわけもないのに威張っているのです。

金儲けと権力志向による時代支配、そういう者による命の支配など、もう終えていってほしいと思います。

by めい (2014-06-30 06:36) 

めい

上のコメント、「愛の日記」の対馬丸慰霊に関連する記事です。
「天皇ご夫妻、沖縄を訪問してわざわざ対馬丸事件に国民の関心を向けさせている」
国民は両陛下の思いをくみ取らねばなりません。

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新ベンチャー革命2014年6月28日 No.918
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/33851625.html

タイトル:安倍政権の軍国化路線に“イヤな感じ”:天皇ご夫妻と石川東大教授の以心伝心

1.珍しく勇気ある東大教授が出現

 2014年6月28日の朝日新聞に石川健治・東大法学部教授が安倍政権の集団自衛権導入を批判するエッセーを寄稿しています(注1)。同教授は憲法学者であり、安倍政権が憲法をないがしろにするような行動を繰り返しているので、非常に“イヤな感じ”を覚えていると思われます。

 朝日がこの寄稿を掲載しているのは、安倍政権の強引な軍国化路線暴走と憲法軽視を批判する立場をとっているからです。

 石川氏は堂々と安倍政権・政府批判をしているので、今後も政府委員会の有識者に選出されることはないでしょうが、同氏もそれを承知の上でしょう。

 同氏はすでに東京地検特捜部のブラックリストに入っているでしょうから、かつての植草氏のように、官憲に嵌められる危険があります。そのことも石川教授は覚悟しているでしょう。くれぐれも身辺に気をつけて欲しいと思います。

 ちなみに、本ブログでもすでに石川東大教授について取り上げています(注2)。本ブログでは石川教授の主張を支持します。

2.石川東大教授は米国戦争屋ネオコンに言及している:身辺注意!

 本ブログは米国戦争屋のウォッチをメインテーマとしていますが、石川教授は上記の寄稿の中でネオコン(米戦争屋ネオコン)に言及しています。集団自衛権問題を取り上げる日本のマスコミは米戦争屋ネオコンの関与についてはいっさい言及しません。2010年、小沢・鳩山政権攻略後、2011年、3.11事件を引き起こして日本支配層を恫喝し、事実上、日本政治を乗っ取った米戦争屋ネオコンは日本国民に対しては完全にステルス化しています。だから、安倍政権の集団自衛権導入は米戦争屋ネオコンに強要されていることが日本国民に知られるのを忌避しています。この事実が日本国民にばれると日本が反米化し、在日米軍関係者がテロに遭うと彼らは危惧するわけです。

 日本の反米化を嫌う米戦争屋ネオコンは日本のマスコミの言論を常時厳重に監視していますが、この寄稿を掲載した朝日新聞は今頃、米戦争屋ネオコン配下の在日諜報部隊から警告を受けているのではないでしょうか。ちなみに、米戦争屋ネオコンの諜報部門CIAはそのような機関をもっています(注3)。また、米陸軍も諜報部隊をもっています、当然ながら・・・。

なお、上記、米国戦争屋(世界的寡頭勢力の主要構成メンバー)およびそのロボット・悪徳ペンタゴンを構成する日本人勢力の定義は本ブログNo.816の注記をご覧ください。

3.天皇ご夫妻、沖縄を訪問してわざわざ対馬丸事件に国民の関心を向けさせている

 2014年6月27日、天皇ご夫妻はわざわざ沖縄の対馬丸慰霊碑を訪問されています。平和主義の日本国民の一部は、安倍政権の強引な集団自衛権導入行動と憲法軽視に対する天皇ご夫妻の無言の批判行動とウスウス感じているでしょう。天皇のこれまでの言動から、天皇自身は筋金入りの反戦主義者であるとみなせます。戦後の天皇は政治に口出しできないので、無言の行動で示すしかないのです、わかっているのか、安倍総理よ!

 天皇はサッカーに夢中になっている日本の若者が対馬丸事件にも関心を持つよう仕向けているのは明らかです。

 対馬丸の悲劇をネットのウィキ情報(注4)で知ると、涙が止まりません。1944年、米潜水艦に撃沈された対馬丸には多数の学童が乗っていて1500名規模の犠牲者が出ています。先の韓国セウォル号沈没犠牲者どころではありません。セウォル号も米潜水艦との衝突回避操船が原因で沈没した疑いが濃厚です。沖縄は対馬丸を撃沈した米軍に今も尚、占領されています。

 1944年当時、原爆開発に全力投球していた米戦争屋ネオコンは、原爆投下による日本全滅を狙っていました。だから、対馬丸を撃沈した米潜水艦は対馬丸が軍艦でなく民間船であるとわかった上で攻撃しています。ひょっとしたら、対馬丸に多くの学童が乗っていると知って攻撃した可能性すらあります。

 それはえひめ丸事故(注5)から類推できます。本ブログではえひめ丸には米原潜が故意に体当たりしたのではないかと疑っています(注6)。

4.戦争が起こると一般国民にも多大な犠牲が出ると知れ!

 上記、石川教授も指摘しているとおり、好戦派といわれるネオコンはやたら戦争をやりたがるわけですが、自分自身が戦地に出ることはありません、彼らは安全なところに陣取って、戦争そのものは、米軍兵士に志願した一般米国民にやらせてきたわけです。同様に、米戦争屋ネオコンに牛耳られる安倍氏や石破氏など、集団自衛権導入に血道を上げている連中は、自分が戦地に赴く気はサラサラないのです。このようにネオコンに洗脳されてしまっている日本の政治家はどいつもこいつも戦争知らずで軽薄な単なる好戦派気取りに過ぎません。

 軽薄な好戦派気取りの彼らは日本が戦争に巻き込まれると自衛隊員や一般国民に犠牲が出ると単純なアタマでは考えますが、自分が犠牲になることはないと単純に信じています、だから平気で日本の軍国化に奔走するのです。

 つまり、日本でも米国でも“戦争知らず”の連中ほど戦争をやりたがります。なぜなら、彼らは自分自身が戦地に赴くつもりはないからです。

 これらのことをすべてお見通しの天皇は安倍氏や石破氏などの傲慢野郎にもう我慢ならないのでしょう。筆者個人は、天皇は会見を開いて、安倍氏や石破氏の暴走にクギを刺すべきだと思います。彼らは民主主義の何たるかを知らず、また知る気もありません。その上、極めて傲慢であって、石川東大教授の批判くらいでは効き目がありません、そこで、天皇が国民の前ではっきりと彼らを批判すれば、国民もハッと目覚めるのではないでしょうか。

注1:朝日新聞“(寄稿)「いやな感じ」の正体 憲法学者・石川健治”2014年6月28日
http://www.asahi.com/articles/DA3S11213574.html

注2:本ブログNo.896『集団自衛権行使容認は自衛隊の傭兵化や徴兵制につながると知れ!:米国の国防予算削減で韓国軍並みの自衛隊の米兵代替化が求められている』2014年5月16日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/33656823.html

注3:Foreign Broadcast Information Services
http://en.wikipedia.org/wiki/Foreign_Broadcast_Information_Service

注4:対馬丸
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%BE%E9%A6%AC%E4%B8%B8

注5:えひめ丸事故
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%88%E3%81%B2%E3%82%81%E4%B8%B8%E4%BA%8B%E6%95%85

注6:本ブログNo.289『えひめ丸事件犠牲者への供養:森降ろしのマスコミに二度とだまされないこと』2011年2月11日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/22703399.html

ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm

テックベンチャー投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8285/column-top.html
by めい (2014-06-30 06:52) 

めい

元自衛官(防空ミサイル部隊)による「集団的自衛権」への批判です。
http://blog.goo.ne.jp/shirakabatakesen/e/40768d2be233f251b6ff75903613f0db

   *   *   *   *   *

  街頭にて 元自衛官(防空ミサイル部隊所属) 泥 憲和さん

 突然飛び入りでマイクを貸してもらいました。 集団的自衛権に反対なので、その話をします。 私は元自衛官で、防空ミサイル部隊に所属していました。 日本に攻めて来る戦闘機を叩き落とすのが任務でした。

 いま、尖閣の問題とか、北朝鮮のミサイル問題とか、不安じゃないですか。 でも、そういったものには、自衛隊がしっかりと対処します。 自衛官は命をかけて国民をしっかり守ります。 そこは、安心してください。

 いま私が反対している集団的自衛権とは、そういうものではありません。 日本を守る話ではないんです。 売られた喧嘩に正当防衛で対抗するというものではないんです。 売られてもいない他人の喧嘩に、こっちから飛び込んでいこうというんです。 それが集団的自衛権なんです。

 なんでそんなことに自衛隊が使われなければならないんですか。 縁もゆかりもない国に行って、恨みもない人たちを殺してこい、 安倍さんはこのように自衛官に言うわけです。 君たち自衛官も殺されて来いというのです。 冗談ではありません。 自分は戦争に行かないくせに、安倍さんになんでそんなこと言われなあかんのですか。 なんでそんな汚れ仕事を自衛隊が引き受けなければならないんですか。 自衛隊の仕事は日本を守ることですよ。 見も知らぬ国に行って殺し殺されるのが仕事なわけないじゃないですか。

 みなさん、集団的自衛権は他人の喧嘩を買いに行くことです。 他人の喧嘩を買いに行ったら、逆恨みされますよね。 当然ですよ。 だから、アメリカと一緒に戦争した国は、かたっぱしからテロに遭ってるじゃないですか。 イギリスも、スペインも、ドイツも、フランスも、みんなテロ事件が起きて市民が何人も殺害されてるじゃないですか。

 みなさん、軍隊はテロを防げないんです。 世界最強の米軍が、テロを防げないんですよ。 自衛隊が海外の戦争に参加して、日本がテロに狙われたらどうしますか。 みゆき通りで爆弾テロがおきたらどうします。 自衛隊はテロから市民を守れないんです。 テロの被害を受けて、その時になって、自衛隊が戦争に行ってるからだと逆恨みされたんではたまりませんよ。 だから私は集団的自衛権には絶対に反対なんです。

 安部総理はね、外国で戦争が起きて、避難してくる日本人を乗せたアメリカ軍の船を自衛隊が守らなければならないのに、いまはそれができないからおかしいといいました。 みなさん、これ、まったくのデタラメですからね。 日本人を米軍が守って避難させるなんてことは、絶対にありません。 そのことは、アメリカ国防省のホームページにちゃんと書いてあります。 アメリカ市民でさえ、軍隊に余力があるときだけ救助すると書いてますよ。

 ベトナム戦争の時、米軍は自分だけさっさと逃げ出しました。 米軍も、どこの国の軍隊も、いざとなったら友軍でさえ見捨てますよ。 自分の命の方が大事、当たり前じゃないですか。 そのとき、逃げられなかった外国の軍隊がありました。 どうしたと思いますか。 軍隊が、赤十字に守られて脱出したんです。 そういうものなんですよ、戦争というのは。

 安倍さんは実際の戦争のことなんかまったくわかってません。 絵空事を唱えて、自衛官に戦争に行って来いというんです。 自衛隊はたまりませんよ、こんなの。

 みなさん、自衛隊はね、強力な武器を持ってて、それを使う訓練を毎日やっています。 一発撃ったら人がこなごなになって吹き飛んでしまう、そういうものすごい武器を持った組織なんです。 だから、自衛隊は慎重に慎重を期して使って欲しいんです。 私は自衛隊で、「兵は凶器である」と習いました。 使い方を間違ったら、取り返しがつきません。 ろくすっぽ議論もしないで、しても嘘とごまかしで、国会を乗り切ることはできるでしょう。 でもね、戦場は国会とは違うんです。 命のやり取りをする場所なんです。 そのことを、どうか真剣に、真剣に考えてください。

 みなさん、閣議決定で集団的自衛権を認めてもですよ、 この国の主人公は内閣と違いますよ。 国民ですよ。 みなさんですよ。 憲法をねじ曲げる権限が、たかが内閣にあるはずないじゃないですか。 安倍さんは第一回目の時、病気で辞めましたよね。 体調不良や病気という個人のアクシデントでつぶれるのが内閣ですよ。 そんなところで勝手に決めたら日本の国がガラリと変わる、そんなことできません。

 これからが正念場です。 だから一緒に考えてください。 一緒に反対してください。 選挙の時は、集団的自衛権に反対している政党に投票してください。 まだまだ勝負はこれからです。 戦後69年も続いた平和を、崩されてたまるもんですか。 しっかりと考えてくださいね。 ありがとうございました。

by めい (2014-07-11 07:20) 

めい

「安倍晋三総理の危うさ」についての精神科医による指摘。的を得ていると思いました。
http://www.asyura2.com/14/senkyo170/msg/665.html

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精神科医・香山リカ氏が安倍首相の「言動」を一刀両断
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/152980
2014年9月1日 日刊ゲンダイ


「いいね」を支持だとする恐るべき勘違い

 安倍首相は果たして、マトモなのか。多くの人が漠然と抱いている不安ではないか。国民が頼みもしない解釈改憲に突き進み、野党に突っ込まれるとブチ切れ、暇さえあればゴルフをし、しかし、広島の土砂災害では、のんきに別荘に戻っていた。仰々しい言動、独善的な振る舞い、その裏に見え隠れする不安。得体の知れない最高権力者をリベラルな言論活動で知られる専門家が一刀両断――。

■自分への批判は聞こえない

――香山さんは安倍首相が集団的自衛権の行使容認を閣議決定し、記者会見を開いたとき、欺瞞的と切り捨てましたね。

 情緒的な部分に訴えたでしょう。邦人の保護とかNGOの駆け付け警護だとか。誰もが「それは救うべきだ」と反応する事例を持ち出し、しかも子供やおばあさんが描かれている絵を見せて、「助けなくていいのか」と。あの瞬間、集団的自衛権の議論は、次元の違う話にすり替わってしまったんです。

――安全保障や平和憲法の話ではなく情緒論に?

 そうです。国民は踏み絵を踏まされたような感覚です。特に絵を使ったことが欺瞞的だったと思います。小泉政権のときにワンフレーズポリティクスの是非が問われた。ワンフレーズでも言葉があった分、マシだったと思います。死刑廃止論者にあなたの家族が殺されていいんですか、と問いかけ、そういう映像を見せるのと一緒です。誰でもそれは困る、と言うでしょう。

――狡猾な心理学的手法、トリックですね。

 ただ、私は安倍首相がそこまで意識、計算していたか、というと違うと思います。

――というと?

 こういう絵を見せれば、国民をだませるということでもなく、自分自身も「こうなったら困るな」と、この程度の理解じゃないのかなって。

――そう見えますか?

 安倍さんて、フェイスブックなどSNSを利用して、「いいね」が何万件もあると、それだけで支持されていると単純にうのみにしちゃうようなところがある。ストレートにそう思える精神構造っていうんですか。

――えらく単細胞というか、アバウトですね。

 国会答弁でもこういう場合はこういうことが起こって、だからこうするんだということを論理的にきちんと説明するのではなく、私には国民を守る責任があるんだ、という大きな話にして、すり替えてしまうでしょう。

――野党がそれでも突っ込むと、感情的になってブチ切れる。

 聞かれたことに答えるのはコミュニケーションの基本だと思いますが、それをしない。なんだか、自分に都合のいい声ばかりを聞いて、批判的な声には耳をふさいでしまう、見なかったことにしてしまう。そういうところがありますね。

――子供じゃないですか?

 2世3世の政治家は多いけど、批判的なことを言う人がいない環境で育ったのではないか。そんなふうにも見えますね。確かに、第1次政権では政権を投げ出し、大きな挫折を味わったとは思います。でも、その後、本当の意味で苦汁をなめて、あらゆる批判も全部受け入れて、這い上がってきたというより、「安倍さん、あなたしかいないよ」という人々が周りにいっぱいいたわけですよね。批判を受け止めるというより、そういう人の慰めの声だけを聞いて、励みにしてきたんじゃないでしょうか。

――いわゆるお友達ですね。

 安倍さんって、奥さんが家庭内野党とかいわれていますよね。昭恵さんは原発再稼働にも批判的だし、社会的弱者にも寄り添っています。ここまで考え方が違う夫婦は珍しい。本来であれば、徹底的に論じ合うか、あるいは一緒にいられなくなるか、だと思いますが、あの夫婦はお互いの自由を認めているというか、外遊の時には何事もなかったかのように仲良く手をつないでいる。信頼関係があるというより、安倍さんは会話をしていないのだと思います。自分に批判的な言動は見たくないし、考えたくない。だから、たとえ昭恵さんが話しかけても遮ってしまうのではないか。ゴルフとか外遊とか楽しいことだけ、一緒にやる。


「安倍首相はオイディプスコンプレックス」

■広島への対応で分かったお友達優先

――なるほど。野党に対する態度もそうですね。批判には聞く耳を持たない。説明する気もない。そんな感じを強く受けます。こういう人を精神分析すると、どうなるんですか?

 一般論ですが不安が強い人です。気弱な方です。バリアーを広げ、虚勢を張って、痛いところを突かれても、聞かなかったことにしてしまう。ただし、国会答弁では聞かなかったことにはできませんから、感情的に反発する。

――となると、安倍さんも相当、不安なんですかね?

 だと思いますよ。今度の改造でも、石破幹事長を外すといわれていますよね。切り捨てて、いなかったことにしたいんですよね。自分と考え方が違う人も取り込むことができない。抱き込み、取り込めば、強力な政権ができるのに、そうしない。半ば恐怖だと思いますね。

――これをやりたいという信念があれば、取り込めるんでしょうが、それがないような気もします。ところで、安倍さんは、そういう不安が見え隠れする一方で、えらく強気というか、自信があるように見えるときがありますね。

 特殊な家柄じゃないですか、安倍さんは。おそらく、総理をやったことで、父親、晋太郎氏は超えたという自負があるのでしょう。安倍さんの中では祖父を乗り越え、新しい憲法を作った総理大臣として、歴史に名を刻みたい。そういう野心はあると思います。オイディプスコンプレックスですね。

――それで改憲にシャカリキなんでしょうね。まずは解釈改憲と。

 そうでしょうね。でも、これって政治的テーマというより、安倍さんの家庭内のテーマですよね。母親の洋子さんからの刷り込みも大きいような気がします。

――広島の土砂災害の時の対応は、どう見ましたか?

 国民の命は守る。こういう大きな話はするけど、土砂崩れの実情や、自衛隊の人がいかに大変かとか、そういう細かい想像力が欠けているのだと思う。だから、目の前にいる人の関係を優先してしまう。一緒にゴルフをやっていた森元首相だったり、翌日、会う予定だったJR東海の葛西名誉会長だったり。

――弱者への想像力が欠落し、エスタブリッシュメントの仲間のことばかりを優先するわけですね?

 そうです。逆にそういう鈍感力があるからこそ、リアリティーのない大きな話ができるところもある。それが一部の支持者にはビジョンに映っているのかもしれません。

――気のせいかもしれませんが、安倍政権になって、世の中、凄惨な事件が増えたように思うんですが、どう見ていますか?

 隣の人に対する想像力、ちょっとした多様性、自分とは違う考えを受け入れる寛容さがなくなっているような気がします。SNSで「いいね」と言ってくれる人しか受け付けない。100%の「いいね」はないのに、100%だと勘違いする。そんな人が増えていて「いいね」じゃない人を排除する。

――1億総安倍化?

 そうですね。安倍さんが言う美しい国とは何なのでしょうか? 謙虚さ、人を立てる心、勝ち組負け組にしない社会。そういうものが日本的美徳であるとすれば、安倍さんがやっていること、安倍さんの周囲が叫んでいることは、それとはずいぶん矛盾しているように思います。

▽かやま・りか 1960年生まれ。東京医科大卒。立大教授。「劣化する日本人」(KKベストセラーズ)、「弱者はもう救われないのか」(幻冬舎)など著書多数。

by めい (2014-09-02 05:14) 

めい

副島隆彦氏の警告
http://www.snsi.jp/bbs/page/1/

   *   *   *   *   *

[1661]安倍政権の改造内閣は、「 第二次 "統一教会” 内閣」である。
投稿者:副島隆彦

投稿日:2014-09-14 09:45:12

副島隆彦です。

以下に 朝日新聞の 9月12日の 謝罪文 という記事を載せます。

 この他に、当日に同時に発表された、「みなさまに深くおわびします 朝日新聞社社長 2014年9月12日 朝日新聞 」
http://www.asahi.com/articles/ASG9C6V5QG9CUHMC00L.html

という記事もあります。が、こっちは転載しません。

私、副島隆彦の考えでは、朝日新聞は、こんな謝罪などする必要は全くない。

 何を、勢い込んで、現職の首相である安倍晋三を筆頭にして、このように 異様な、朝日新聞への言論弾圧(げんろんだんあつ)、と 報道の自由への侵害を行うのか。  私は、安倍晋三が、先頭に立って、朝日新聞を叩(たた)き潰(つぶ)そうとしている 今の、安倍たちの姿は、許しがたいと考える。

 安倍晋三は、ラジオのニッポン放送に出て、朝日新聞攻撃を自ら行ったようである。

私は、 今の安倍晋三の内閣(政権)は、「第二次”統一教会”内閣」だと考える。 おそろしい宗教団体かつ、戦争開始勢力である 統一教会(とういつきょうかい。 かつての=原理研究会、=国際勝共(しょうきょう)連合 )が、日本の政治を乗っ取っているのである。 皆、怖がって、日本の リベラル勢力も、優れた言論人たちも、この大きな真実を口にしない。  この統一協会は、本当に殺人部隊を持っているから、私、副島隆彦の口封じに動くかもしれない。

そのときは、そのときだ。 私は、恐れない。 私は、日本の言論の自由(フリー・スピーチ、あるいは、フリーダム・オブ・エクスプレッション)のために闘って、そして死ぬことを恐れない。 

 安倍晋三たちは、奥さんの昭恵さんも含めて、すべて統一教会の会員である。今度の内閣の女性大臣たちの多くも、統一教会の会員である。 私たち、日本国民は、この恐ろしい事実に身構えて、これからの この国に迫る、戦争の脅威に、対処すべきである。 敵の正体を、しっかりと知ることが、唯一の防御策だ。



(左が、高市早苗(たかいちさなえ)総務大臣、 右が稲田朋美(いなだともみ)政調会長)

http://www.theguardian.com/world/2014/sep/09/neo-nazi-photos-pose-headache-for-shinzo-abe

●「極右代表と撮影:高市氏と稲田氏ら、欧州メディアが批判」
2014年9月10日 毎日新聞

●「世界中が非難! 高市早苗大臣と“極右団体代表”の問題写真」
2014年9月11日 日刊ゲンダイ


 以下の朝日新聞の 謝罪の記事は、不必要なものだ。 朝日新聞に、おそらく50万人ぐらいの、狂気の人間たちである、統一教会員、および、それの表に出ている 公然団体である、 幸福実現党(こうふくじつげんとう)=幸福の科学、および、生長の家青年部、 および、 日本会議(にほんかいぎ)の各部会、などが、 朝日新聞に対して、連日、激しい電話、メールでの攻撃を加えているのだ。  WILL誌=ワックという出版社に、結集している 右翼知識人、評論家たちも、 だから、統一教会の 同伴組織である。 

 私、副島隆彦は、このように明言する。 彼らとの死ぬまでの闘いを、私は、はっきりと覚悟している。これは、私が今の日本に生まれて育ったことの引き受けなければ済まない運命である。 私は、自分の運命から逃げない。

 私は、『隠されたヨーロッパ 血の歴史』(KKベストセラーズ、2012年11月刊)を書いて、その裏扉(うらとびら)に、「ダンテが、ミケランジェロが、モーツアルトが、ゲーテが、ニーチェが、生涯をかけて、なぜ、何に対して闘ったのか、日本人は、知っているか 」 と書いた。 今の私の粛然(しゅくぜん)とした気持ちは、彼ら世界最高の知識人たちの 魂(たましい)に殉(じゅん)じようとするものだ。

 朝日新聞は、日本を代表する大きな新聞社だが、だからこそ、狂気の集団である統一教会からの攻撃、しかも、現在の日本の政権を握る政治家=権力者たちからの、言論弾圧(クラックダウン crack down )に遭って、息も絶え絶えである。 私は、朝日新聞社は、何も間違ったことはしていないと思う。

 以下の記事にある通り、福島第一原発の事故が起きた直後(2011年3月12日から15日まで。これで収まった。危険は去った)に、所長の吉田昌郎(よしだまさお)が、「お前たちは、退避して(逃げて)いいぞ。最低限度必要な50人(これが、フクシマ50=フィフティ=の英雄たちが生まれた)だけ残れ」と命じた、はずなのだ。  朝日新聞の記事の、何が間違いなのだ。

吉田昌郎自身が、福島第二原発の方の、より頑丈な免震棟(めんしんとう)にまでたびたび出かけている。なぜなら、こっちに 事故対策の最前線指令本部が置かれたからだ。 私、副島隆彦は、第一原発だけでなく、この第二原発の正門前にも、事故の直後に、弟子たちと行っているから、何でも知っている。何の恐怖感もない。

 しかも、吉田所長が、「逃げていいぞ」と言って逃げた、700人ぐらいの第一原発の職員(賛助企業の派遣職員たちもいる)は、自分たちが車で退避したことで、朝日新聞の記事に、抗議をしていないはずだ。 一体、誰の名誉が傷つけられえて、誰が朝日の記事の被害者なのか。

50万人の、統一教会=幸福の科学=幸福実現党 の 醜(みにく)い、狂信的な、狂った人間たちが、朝日新聞の記事の被害者なのか。バカを言え。この世界規模での、気違い人間ども。 お前たちは、世界基準(ワールド・ヴァリューズ)では、Moonie ムーニー という 発狂した人間集団であり、地球人類を、次の大きな戦争に引き釣りこもうとする集団だ。その日本支部だ。

 ムーニー( ユニチャーム社の おむつ=ダイアパー=の商品名と同じ。赤ちゃんのお尻がまんまるの感じがお月さまと同じだからだ。 創始者の文鮮明(ぶんせんめい)の 「文 」の 英語読みのMoon から出来た)は、イスラエル国のモサド機関が始めは作って育てたものだ。 今のアメリカの国務省の現職の国務次官補である ビクトリア・ヌーランド という 危険な女も、ムーニーである。彼女が、育てて 今もコントロールしている、ウクライナのヤツエーニク首相も、だからムーニーである。


●ビクトリア・ヌーランド 米国務省国務次官補(欧州・ユーラシア担当)

 今のウクライナのキエフ政権は、クーデターで暴力的に、前政権を倒して出来た。それを、どうして、アメリカと、ヨーロッパ諸国の政府は、自分たち、EU,NATO の 仲間だと、考えるのか。 まともな頭をした正常な人間たちには理解できない動きだ。ロシアへの憎しみだけで動いている。世界は、どんどん危険な方向に向かいつつある。

 今の、中東の、イラク北部とシリアで、暴れている 1万人ぐらいのプロの戦闘集団である ISIS( 「イスラム国」。「アイス」と呼ばれるようになった)も、その正体は、サラフィー(セラフィスト)と呼ばれる、イスラム教世界に、新興の若者の集団生活運動から生まれた、創価学会の初期と同じような、だから、統一教会も、それの次の波として、生まれて、日本国内で、勢力を伸長(しんちょう)している、宗教運動である。彼らセラフィーの資金源と、武器の供給源は、 サウジアラビア(ワッハーブ派)とイスラエルである。 だから、サラフィー=ISISは、イスラム教内部に、潜り込んで、育てられた、がん細胞のような、凶悪な宗教運動であり、統一教会(ムーニー)と同じものだ。

このセラフィーを、アメリカのヒラリーたちが、いいように使っている。その東アジア版は、日本の安倍晋三たちである。 ところが、セラフィーの狂犬たちは、リビアのカダフィをセラフィーたちを使って、ヒラリーが殺したあと、ヒラリーの忠実な子分で、軍事謀略の専門家のリビア大使に、一年後に襲いかかって殺して、路上を裸で、引き釣り回した。その画像がネット上に流れた。それで、ヒラリーは、ゲロを吐いて倒れて、軽い脳出血を起こしたのだ。

 それでも ヒラリーたちは、アメリカ帝国が今のまま生き残るためには、世界戦争を始めるしかないと、今も、頑張っている。 オバマたちは、世界が、大きな戦争になることを食い止めようとして、動いている。

リビアのカダフィが、セラフィーの ジハーディスト(聖戦主義者)の凶暴な分子たちを押さえ付けて、サハラ砂漠(北アフリカ)に平和を保っていたのに、ヒラリーたちが、憎しみに駆られてカダフィを殺したことで、今、難民となって、スペインや、イタリアに北アフリカから流れ込んでいる。

 アメリカ合衆国の穏健な国民は、 「もう アメリカは、中東・アラブ世界には関わりたくない」と考えている。「アメリカが介入すると、そのたびに、新しいお化けが現れる」と。 アメリカ帝国は、世界を管理する能力を、どんどん低下させている。

私、副島隆彦は、大きな世界基準での真実を、日本国に書いてもたらすために、
この国に出現した、この国の自己防衛機能だ。 日本国のアンチヴァイラス・アンチボディ(抗ウイルス抗体)だ。そのように自覚しながら生きてきた。

 以下の朝日新聞の 後半は、慰安婦問題のものだ。 こちらも、朝日新聞は、何も悪いことをしていない。 「朝日新聞社が、韓国・済州島で慰安婦を強制連行したとする吉田清治氏(故人)の証言を虚偽と判断し、関連記事を取り消したこと、その訂正」が、遅かった、ということだけを論(あげつら)って、他の新聞も、産経新聞でさえ、読売新聞も、同じような記事を載せていたくせに、朝日新聞を、執拗(しつよう)に攻撃している。 

 報道での、事実誤認は、訂正すれば、それでいい。それ以上の謝罪など不要である。 

 こちらも、同じく、統一教会=幸福の科学の 50万人ぐらいの宗教的な気違いたちが、計画的に組織的に 今も、朝日新聞に、攻撃をかけているからだ。 
不愉快な事態が、今の日本に続いている。

 それでも、朝日新聞を支えてきた、600万部読者たちが、これからも、日本のリベラル派勢力として、団結して、日本の戦争への道に反対してゆくだろう。

(転載貼り付け始め)

●「吉田調書「命令違反」報道、記事取り消し謝罪 朝日新聞」

2014年9月12日 朝日新聞

http://www.asahi.com/articles/ASG9C7344G9CULZU00P.html

 朝日新聞社の木村伊量(ただかず)社長は11日、記者会見を開き、東京電力福島第一原発事故の政府事故調査・検証委員会が作成した、吉田昌郎 (まさお)所長(昨年7月死去)に対する「聴取結果書」(吉田調書)について、5月20日付朝刊で報じた記事を取り消し、読者と東京電力の関係者 に謝罪した。
杉浦信之取締役の編集担当の職を解き、木村社長は改革と再生に向けた道筋をつけた上で進退を決める。

 朝日新聞社は、「信頼回復と再生のための委員会」(仮称)を立ち上げ、取材・報道上の問題点を点検、検証し、将来の紙面づくりにいかす。

 本社は政府が非公開としていた吉田調書を入手し、5月20日付紙面で「東日本大震災4日後の2011年3月15日朝、福島第一原発にいた東電社 員らの9割にあたる約650人が吉田所長の待機命令に違反し、10キロ南の福島第二原発に撤退した」と報じた。

 しかし、吉田所長の発言を聞いていなかった所員らがいるなか、「命令に違反 撤退」という記述と見出しは、多くの所員らが所長の命令を知りなが ら第一原発から逃げ出したような印象を与える間違った表現のため、記事を削除した。

 調書を読み解く過程での評価を誤り、十分なチェックが働かなかったことなどが原因と判断した。問題点や記事の影響などについて、朝日新聞社の第 三者機関「報道と人権委員会」に審理を申し立てた。

 朝日新聞社が、韓国・済州島で慰安婦を強制連行したとする吉田清治氏(故人)の証言を虚偽と判断し、関連記事を取り消したこと、その訂正が遅き に失したことについて、木村社長は「おわびすべきだった」と謝罪した。元名古屋高裁長官の中込秀樹氏を委員長とする第三者委員会を立ち上げ、過去 の報道の経緯、国際社会に与えた影響、特集紙面の妥当性などの検証を求める。

 木村社長は、慰安婦特集について論評した池上彰氏の連載コラムの掲載を見合わせた判断については、「言論の自由の封殺であるという思いもよらぬ 批判があった」「責任を痛感している」とした。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。 以下に、以前から約束している、旧日本軍=日本政府による 戦場の慰安婦の 強制徴用 の 事実の 文献証拠を載せます。 もっともっとどんどん、 この「重たい掲示板」に載せてゆきます。 副島隆彦拝

(以下は、慰安婦問題の 文献からの引用)


『慰安婦と戦場の性』 秦郁彦(はたいくひこ)著 新潮選書 1999年刊


 第四章 太平洋戦線では

4.北千島からアンダマンまで(P116~P117)
 千田夏光は、ガダルカナル争奪戦の最中である四二年秋、数人の慰安婦がラバウルからガ島へ進出する途中に船が撃沈され、救助されてブーゲンビル 島に上陸、うち二人が生還したらしいと書いているが、確認できない。

 アッツ島(四三年五月玉砕)、キスカ島(四三年七月撤退)については、四二年七月に「衛生サック」一万個を交付という公式記録はあるが、キスカ 駐屯の海軍主計兵曹長が「北海の孤島、女気などはさらさらなく、用意が良過ぎて?、全然不用品となったのはゴム製品ハート美人だけだった」と書い ているので、慰安所はなかったと断定してよかろう。

 北千島には終戦の時点で、ホロムシロ島の柏原(第九十一師団司令部の所在地)に約五十人の慰安婦がいた事実が確認されている。

 日魯漁業(にちろぎょぎょう)会社の缶詰工場長だった菅原貞一の回想によると、軍の要請で主として函館周辺の遊郭から集めてきた女性たちが柏原に上陸したのは四三年 六月頃で、会社の敷地内にオンドル付きの慰安所三棟を建てたという。

 四五年八月十八日、ソ連軍の大挙侵攻にさいし、彼女たちは日魯漁業の女子工員や看護婦約三百人とともに、その日の夜、二十六隻の小型漁船に分乗 して北海道へ脱出したが、守護隊兵士と男子住民は停戦後、シベリアへ連行され、数年の重労働に服した。

 西部ニューギニア(旧蘭領)については、オランダ政府の報告書に「日本軍慰安所があり、そこではパプア人の女性が働いていた……加えて、ジャワ とモルッカ生れの官吏や警官の未亡人たちが収容されている小規模な抑留所があり、慰安所として利用されていた」との記事があるので、一時的、局部 的に存在したと考えられる。

 東部ニューギニアは四二年夏のモレスビー攻略作戦(中止)から終戦まで、極限状況に近い惨烈な戦闘の連続で、投入兵力十四万のうち一万人しか残 らなかった。戦死者の九割までが飢餓と熱帯病によると推定され、少数の看護婦はいたが、慰安所も存在しなかったとされてきた。(中略)

 レイプと混同されている可能性もあるが、パプア女性は「色は黒く、顔形もまるで男の様……木の皮の糸を編んだ一尺角程のものを前に下げ……」と いう風貌で「頼まれても悪心を起こす気にはなれない」というから、稀に起きた程度ではなかったか。


5.慰安所規定は語る(P120~P121)

 Cのマンダレーでは「不当な取扱や金銭強要等は報告せよ、場合によっては所属隊の全員を立入禁止」のような規定も入っており、兵士の乱暴や業者 の搾取から慰安婦を保護しようとする配慮が感じとれる。

 軍服着用を義務づけている慰安所が多かったのも、同じ主旨からだろう。不足がちだった女性を不必要に虐待したら、慰安所設置の目的が失われるわ けだから、当然の規定と言えるかもしれない。

 三つの慰安所規定のなかでは、マンダレーが最前線に近かったせいか野戦色が強く、規制がゆるやかである。利用者は軍人軍属を原則とするが、商社 員などの利用も認めていた。五軒の軍指定慰安所(日本、朝鮮、中国人女性)のほか、四軒の准指定慰安所(ビルマ人女性)のうち一軒はビルマ人兵補 (日本軍の補助兵)専用とされている(アウンサンのひきいるビルマ国軍も慰安所を設置)。
また慰安婦の必需品は軍貨物廠(ぐんかもつしょう)が供 給するようになっていた。


6.敗走する女群――ビルマ(P122~P123)

 ビルマ戦線で有名なのは、雲南省拉孟(らもう)、騰越(とうえつ)の玉砕戦に巻き込まれた慰安婦だが、捕虜になって生き残ったわずかな兵士の証 言と尋問記録しか手がかりがないため、実情ははっきりしない。

 諸情報を整理すると、米式装備の中国軍六万が攻めかかった四四年六月頃、拉孟には日本人五人、朝鮮人十五人、騰越には朝鮮人を主体とする二十数 人の慰安婦がいたらしい。

 最終段階では銃剣の白兵戦まで演じた攻囲戦は三か月つづき、三千の守備隊は九月十日前後に全滅した。この間に慰安婦たちは炊き出しをやり、銃弾 をかいくぐって二人一組の軍服姿で、陣地の兵士たちへ握り飯を運んだ。弾薬箱を届けたこともあった。

 玉砕後にビルマの兵士たちの間に、さまざまな噂が広がり、半ば伝説化したエピソードが語りつがれることになる。「日本人慰安婦は、朝鮮人慰安婦 へあなたたちは何も日本に義理立てすることないのよ、と説いて投降させたのち全員自決した」とか「拉孟では手榴弾や毒薬で慰安婦たちを殺した」と いうたぐいで
ある。
 だが、実際には彼女たちの大半は捕虜となって生き残ったようである。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦拝

by めい (2014-09-17 03:24) 

めい

従軍慰安婦問題についての、副島氏の視点も取り込んだマドモアゼル愛さんの考え
http://www.love-ai.com/diary/diary.cgi

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逆転チャンス 2014年09月12日(FRI)

どんなに追い詰められたときでも、物ごとには逆転の機会があるものだと思う。追い詰められれば追い詰められるほど、それは見事に決まることがある。

昨晩のニュースを見ていたが、朝日新聞の記事訂正についてだ。吉田調書を踏まえた形で、訂正するしかなくなった朝日。いかに取材が思い込みに終始していたかが伝わった。

もうひとつ、慰安婦問題があり、朝日新聞の記事が大きな誤解を与えたことは重大。

昨晩のニュースでは原発よりも慰安婦記事について時間を割いていた。

元副官房長官の言葉が正直に出されていたりして、状況がそれなりに伝わるものがあった。

実はこの慰安婦問題はいま、日本の針路にとって、非情に重大な局面に至っている。きのうのニュースでも触れたが、この問題に対して、日本が今後どういうスタンスをとるかにより、国の運命を決するかもしれない重大事になると思う。

多くの人は、やはり慰安婦問題は朝日が言ったようなことはなかった、、、という流れを世界に示そうとするだろう。

吉田証言というものが真っ赤なウソだったということは重大だが、だからと言って、世界の人はでは慰安婦はなかった、、、とは決して考えない。ある程度の強制性があったという考えを変えることなどできないと思う。

おそらく、政府や軍隊が関係した以上、病気の蔓延を防ぐ、慰安婦を獣じみた男から守る、、というように、安全を期した形での関与の動機が大きかったと個人的には思っているが、そのことの事実関係など、世界は求めてなどないのだ。

今、世界が求めているものは、女性や子供が戦争においていかに悲惨な状況を強制されるかということが、人類的に見て、許せない、、、という心理的スタンスを明確にもっているのかどうかが問われているのだ。

その時に、日本はやはり韓国が言うような慰安婦問題などなかったのだ、、、という論点は非常に危険だと感じる。気持ちはわかるが、それは今、世界が求めている方向と違い、まったく説得力を持たないだろう。

今後、日本がとるべき方法は、戦争において、これまで子供や女性がどんなに耐え難い苦痛を背負わされてきたか、そうしたことはもう二度と許されない、、、、

日本もこの点について、少なからず悲しい歴史を負っている。これは悲しいことに日本に限らず、世界のあらゆる戦争の中で、こうした悲劇は起こってきた。

私たちは人類史的観点に立ち、こうした悲劇を二度と繰り返さないと固く誓うものである。

まず、この立脚点が何より大切で、この立脚点にケチをつける国も人も世界にはいない。ただし、必ず、ならばまず日本がその責を償え、、、的に言う勢力が出てくるだろう。

その際を見越して、人類の悲しい歴史は、ベトナムにおいて、ミャンマーにおいて、○○において、、、あった、、、というように、その証拠を裏に持ちながら話しを進めたら世界はどうにもならなくなり、この問題を責任追及には使えなくなる。

その時、初めて人類の問題となっていく。ここにおいて日本がリーダーシップをとることができたら、一挙に世界平和のコンセンサスを得ることができるようになる。

これは千載一遇のチャンスなのだが、この観点で話しを進めようとする人が少なすぎる。日本の汚名挽回はよくわかるが、ベトナムでもミャンマーでもひどい事件があったのだ。その言い争いになっては、対立が深まるのみ。

人類の問題にする必要があるのだ。その際に、日本がリーダーシップをとることは可能だ。なぜなら、日本だけが責められたいたのだから、反省に立って、こうした人類上の問題点をなくす、、、という大義は立つ。

本当ならこうしたときにこそ、憲法9条は生きてくるのだから、安倍さんも本気で考えを変えてもらいたい。

上記の流れにならず、日本はやはり間違ってなかった、、、という論点に終始したら、私は本当の危機がおそらくやってくると思う。世界は日本を犠牲にして生き残ろうとする戦略に飲み込まれるだろう。

それを間際と食い止めることが可能なチャンスが、実は慰安婦問題ではないだろうか。ここは、国民的な視点を大人の視点に成長させねばならず、朝日も反省心があるのなら、この点に力を注ぐことが、本当の罪滅ぼしになるのではないだろうか。

政治の問題なので、各自考えがあって当然だと思いますので、あくまで、個人的な考えを述べさせていただきましたが、これは本当に重要な問題だと思います。

この問題をつまらぬプライド問題や国粋的なメンツにすり替えると、日本の未来は本当に危険になるというのが、私の考えです。

しかし、千載一隅のチャンスなのです。ベトナムで韓国軍が何をしたか、、、アメリカ軍が何をしたか、、、裏資料として丁寧に集めておく必要がもちろんあります。

そうなれば、日本と違って軍が関与してない、、、という反論が必ず出ますので、その際には、そうではなく、人類史の問題という観点から話している、、、という世界に通用するスタンスを自信を持って持ちこたえる高い精神が求められます。

by めい (2014-09-17 04:17) 

めい

安倍政権のあぶなっかしさについて田中良紹さんがズバリ指摘しておられます。私にはどうしても伊藤哲夫さんの影がちらついてならないのです。

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逃げる逃げる安倍政権
http://bylines.news.yahoo.co.jp/tanakayoshitsugu/20140929-00039519/
2014年9月29日 17時37分 田中 良紹 | ジャーナリスト

臨時国会召集日に安倍総理が自民党の両院議員総会で「正面から堂々と論戦したい」と発言したのを聞いて驚いた。この政権はこれまで一度も正面から堂々と論戦を行った事がないからである。

最大の事例は集団的自衛権の行使容認を閣議決定しながら、立法作業を先送りし、来年の通常国会の終盤でほんのちょっと議論して決めてしまうスケジュールを描いている事だ。憲法の基本にかかわる問題を「正面から堂々と議論」しない姿勢がこれほど明らかな例はない。こんな事例は世界でも日本だけではないか。

どの国でも国家の基本に関わる問題を変更するには最低2年ぐらいの時間をかけて議論する。それぐらい時間を掛けなければ将来に禍根を残す恐れがあり、国民が納得しないままでは、政治が不安定化する事にもなる。ところが安倍政権にはそうした事を考える姿勢が全く見られない。

見えてくるのは支持率だけを気にするポピュリズム政治である。安倍総理は発足時にアベノミクスの「三本の矢」を大々的に宣伝したが、「三本目の矢は見当たらない」というのが世界の評価である。「三本の矢」は三本が束にならなければ意味がない。三本目の矢のないアベノミクスが日本経済をいびつなものにするのは自明である。

にもかかわらず安倍総理は都合の良い数字だけをあげつらね、先に期待を持たせようとする。今が駄目でも先に行けば良くなる。鼻先にぶら下げられたニンジンを見て馬が走らされる光景を思い出す。

集団的自衛権の行使容認で支持率が落ちると、それを「堂々と議論する」事をやめ、安倍政権はニンジンを他の問題にすり替えてすぐ逃げた。そして出てきたのが「地方創生」と「女性が輝く社会」である。

二つとも重要な政策課題ではあるが、これには自民党が地方と女性に人気がないという「お家の事情」がある。地方と女性の支持率を上げないと先行きの選挙が危ういとの危機感がこの二つをニンジンにさせた。

それらが選挙目当てであったとしても中身があればそれはそれで納得できる。しかし「地方創生」も「女性の輝く社会」も今の段階ではさっぱりピンとこない。言葉ヅラだけが踊っている感じがする。

安倍総理は所信表明演説で「地方創生」は地方に若者の雇用を生み出す事がカギになると言った。しかし地方の問題を中央が考え、中央から指示が下る構造を変え、地方が独自に再生する道を探し当てなければ意味がない。重要な事は中央から権限と財源を移譲する事である。しかし安倍政権はそうした根本問題ではなく、一部の地方の若者が活躍する様子をメディアに報道させ、それをもって「改革が進んだ」と宣伝する事を狙っているように見える。

消費増税を行う前に、政府が賃上げに力を入れ、それによって次々に企業が賃上げを決めたように報道させたが、ニュースになるのは余裕のある企業ばかりである。それが本当に日本全体の賃上げになったかと言えばそうではない。実質賃金は上がらず、正規と非正規の賃金格差も拡大された。しかしニュースでは安倍総理が「所得倍増」を唱えた池田勇人元総理と同じイメージに扱われた。メディア戦略としてのパフォーマンスが先行する。それが安倍政権の一大特徴である。

「女性が輝く社会」というのもパフォーマンスにはうってつけである。それを盛り上げるため安倍政権は内閣改造で5人の女性閣僚を登用し、IMF専務理事など世界で活躍する女性を東京に招いて国際シンポジウムを行った。

テレビ界では「強い女性」が視聴率を上げると考えられている。並み居る男をばっさり切り捨てる女性には女性のみならず男性からも喝采が送られる。安倍政権はそうした事を強く意識しているように見える。しかしそうしたパフォーマンスが女性全体の幸せを生み出す政策につながるかと言えば大いに疑問が湧く。

私は安倍政権の女性重視のパフォーマンスは「従軍慰安婦」の問題と無縁でないと思う。「従軍慰安婦」は韓国との問題というより、アメリカなどから女性の人権問題と見られており、「河野談話」の見直しを図ろうとした安倍政権に対する風当たりは強い。その批判をかわすためのパフォーマンスとして女性重視政策を掲げているように見える。

とにかく問題の核心を巡って議論をし、様々な角度から分析した上で、調和のとれた考え方を導くという政治の手法ではなく、問題の核心から離れた周辺部分でメディアが飛びつく要素を抽出し、それを大々的に宣伝する事で国民に「何かをやった」と錯覚させるのが安倍政権の政治スタイルである。

そして問題の核心は先へ先へと先送りされる。国会では決して質問に直接的な答弁をせず、用意された答弁を、それが答弁になっていなくとも繰り返して時間を稼ぐ。安倍政権が誕生して以来、そうした国会ばかりを見させられ続けてきた。この臨時国会もそうなるのではないかと始まる前から危惧が先に立つ。そして核心から逃げる政治は将来にツケを回す事になるのである。

by めい (2014-10-01 05:58) 

めい

副島隆彦氏が新ベンチャー革命を知らなかったというのは意外でした。

[1674]「 習近平は必ず金正恩を殺す 」(近藤大介 著)という本が出ています。投稿者:副島隆彦 投稿日:2014-09-30 09:16:59
http://www.snsi.jp/bbs/page/1/

副島氏が推賞している記事です。

   *   *   *   *   *

新ベンチャー革命2014年9月21日 No.979
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/34164606.html

タイトル:アメリカ様命の害務省真っ青!:米ジャパンハンドラーの頭目・ジョセフ・ナイ様が沖縄から米軍は撤退すべきと唱え始めた

1.ジョセフ・ナイも同調か:米オバマ政権と中国・習政権は米戦争屋の飼い犬・北朝鮮キムジョンウン体制を崩壊させるという極東戦略

本ブログのメインテーマである米戦争屋のジャパンハンドラーの頭目・ジョセフ・ナイ・ハーバード大教授が私見を公表しています(注1)。彼の主張は、今の日米同盟を見直し、在沖米軍の前線後退と日本の自衛隊による自主防衛に移行すべしというものです。この主張に腰を抜かしているのは、日本の外務省(害務省)の官僚でしょう。

 この主張と北朝鮮脅威問題はリンクしているでしょう。

さて、本ブログ前号No.978にて、米国戦争屋ネオコンによって創出されている北朝鮮脅威について取り上げました(注2)。今年7月、北朝鮮が唐突に軟化し、一時、拉致被害者の帰国が実現しそうな勢いでした。安倍自民党の支持率上昇に有効な、拉致被害者帰国劇を安倍首相は大歓迎、早速、対朝制裁解除を決定し、拉致被害者家族は今度こそと期待を膨らませました。しかしながら、9月中下旬、北は一転、軟化姿勢を翻し、拉致被害者帰国劇は遠のきました。7月の北の豹変は何だったのか、われら国民も拉致被害者家族も狐につままれた気分です。

 なぜ、北の拉致被害者帰国容認姿勢が急にトーンダウンし、隠れ親・北朝鮮政治家・安倍氏のメンツが丸つぶれとなったのか、その経緯について、上記、本ブログ前号No.978で分析しました。

 この投稿の中で、米政府高官が8月中旬に、米軍機で内密に訪朝した事実を紹介しています(注3)。そして本ブログでは、この米高官は、米政権から下野中の米国戦争屋エージェントではなく、米オバマ政権の人間ではないかと推測しています。

 このハプニングの後、北の対日軟化姿勢がトーンダウンしたとみられます。オバマ政権は、拉致被害者帰国と引き換えに安倍政権が巨額の軍資金を北に提供することを断固、拒否したとみられます。

 本ブログの見方、それは、親中の米オバマ政権は中国・習政権と結託して、北のキムジョンウン体制を崩壊させるつもりではないかというものです。

なお、上記、米国戦争屋(世界的寡頭勢力の主要構成メンバー)およびそのロボット・悪徳ペンタゴンまたは悪徳ヘキサゴンを構成する日本人勢力の定義は本ブログNo.816の注記をご覧ください。

2.オバマ・習氏に接近する韓国・朴大統領は米国戦争屋ネオコンの意思に背いている:セウォル号撃沈はその意趣返しか

ところで今、韓国・朴政権は米オバマ政権と中国・習政権に接近していますが、上記、米高官の内密訪朝にも協力しています(注3)。つまり、韓国もキムジョンウン体制崩壊に協力しているということです。この韓国・朴政権の姿勢は、米戦争屋ネオコンを激昂させるものです。蛇足ですが、セウォル号撃沈事件ははやり、米戦争屋ネオコンの朴政権への嫌がらせとみてよいでしょう。

 一方、相変わらず、米戦争屋ネオコンの奴隷と化している安倍氏は、ネオコンの意思に沿って、キムジョンウン体制の維持に協力しようとしているわけです、われらの血税を使って・・・。だから、安倍氏は、アンチ米戦争屋ネオコンのオバマ政権から強く叱られたわけです(注4)。

 上記の話とジョセフ・ナイの直近の主張を合わせると、近未来、米国政府の極東戦略が大きく変わる予感がします。

3.米戦争屋ジャパンハンドラー・ジョセフ・ナイが在沖米軍の撤退と米軍基地の自衛隊移管を唱え始めたのはなぜ?

 上記、ジョセフ・ナイの主張は、今の日米同盟を見直し、在沖米軍の前線後退を前提に日本の自衛隊による自主防衛に移行すべしというものです。しかしながら、このような同氏の発想は彼独自のものでもなんでありません、すでに2006年以降に存在している米国防総省の穏健派(非ネオコン)の長期計画案(注5、注6)と同じです。

 米国防省内の非ネオコンの発想、それは、近年の中国の軍事技術力向上にて、中国のミサイル射程距離が大幅に伸びているので(注7)、中国ミサイル基地に近い在沖米軍はすでにその射程内に入っていて、危険に晒されているという認識です。もし、米中戦争が起きれば、在沖米軍基地のみならず、駐日米軍基地も駐韓米軍基地も簡単に破壊されます。一方、極東米軍は中国攻撃用の長距離ミサイルはもっていませんから、対中競争優位ではないのです。

 ところで、2009年に米大統領に就任したオバマは、在沖米軍基地のグアム後退を決定すべく、2010年にグアム訪問を計画しましたが、それに反対する米戦争屋ネオコンによって、この訪問は妨害されています(注5)。

4.ジョセフ・ナイの主張とオバマ政権の極東米軍前線後退案は一致する:害務省は発狂寸前か

 ジョセフ・ナイは米戦争屋の中でも、ネオコンとは一線を画しているのでしょう。だから、彼の主張は、米国防総省の穏健派から支持されるオバマ政権の極東米軍前線後退案と一致するのではないでしょうか。もしそうなら、米ジャパンハンドラーの言いなりに動いて、アメリカ様の御威光を利用して、国内でいばりくさっていた害務省の官僚(日米安保マフィア)は発狂寸前ではないでしょうか。

 今、普天間基地の辺野古移転で沖縄はもめていますが、沖縄国民の反対を押し切って辺野古整備に血道を上げているのは、害務省とそれに同調する日米安保マフィア連中(親米の防衛省官僚含む)なのではないでしょうか。

 オバマ政権下にて米国防総省穏健派が極東戦略の大転換を成功させるためには、まず、北朝鮮脅威の除去が必要です。そして、その動きは上記のようにすでに始まっています。

 一方、オバマ政権に同調する中国・習政権は、中国内で暗躍していた米戦争屋ネオコンのエージェントと疑われる周永康一派を駆逐しています(注8)。この事件の背景をジョセフ・ナイはよくわかっているのでしょう。

 周一派は、中国内にて対米挑発を繰り返し、米中対立を煽るとともに、ネオコンの意向に沿って、尖閣周辺での対日挑発と中国内の反日暴動を扇動、日中戦争の火種に着火するのみならず、南シナ海でも対・東南アジア諸国への挑発も行っていましたが、習政権はその芽を断ち切りました。これで、オバマ政権の極東戦略の転換がやりやすくなっています。このような情勢変化を安倍政権は読めているのでしょうか、大変疑問です。こんな政権を漠然と支持している一部のお人好し国民の気が知れません。

注1:ハフィントンポスト“Joseph Nye: Japan's Robust Self-Defense Is Good for Asia”2014年8月7日
http://www.huffingtonpost.com/joseph-nye/japan-self-defense_b_5658883.html

注2:本ブログNo.978『安倍首相を操る米国某勢力は拉致被害者身代金で北朝鮮の軍資金を確保しようとしたが、米オバマ政権に阻止された模様』2014年9月20日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/34161421.html

注3:阿修羅“安倍訪朝に米国務長官が再度懸念を表明:16日に米国政府高官が軍用機で訪朝:日朝国交正常化を求めてきたのは米国”2014年8月29日
http://www.asyura2.com/14/kokusai9/msg/343.html

注4:ハフィントンポスト“安倍首相の訪朝、アメリカが自制を要求「日米韓の連携が乱れかねない」”2014年7月16日
http://www.huffingtonpost.jp/2014/07/15/abe-north-korea_n_5589776.html

注5:本ブログNo.94『オバマ大統領のアジア太平洋地域訪問中止の謎を解く』2010年3月19日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/10926930.html

注6:宜野湾市ホームページ「普天間基地のグアム移転の可能性について」平成21年11月26日
http://www.city.ginowan.okinawa.jp/2556/2581/2582/37840/37844.html

注7:中国人民解放軍第二砲兵部隊
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E4%BA%BA%E6%B0%91%E8%A7%A3%E6%94%BE%E8%BB%8D%E7%AC%AC%E4%BA%8C%E7%A0%B2%E5%85%B5%E9%83%A8%E9%9A%8A

注8:本ブログNo.958『南シナ海における中国戦闘機の米国哨戒機威嚇事件:米国某勢力のエージェントだった疑いのある周永康氏の失脚事件との関連性を読み解く』2014年8月24日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/34065404.html

ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm

テックベンチャー投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8285/column-top.html

by めい (2014-10-02 04:56) 

めい

安倍政権の命運を握る「新・四人組」
http://gekkan.bunshun.jp/articles/-/530

   *   *   *   *   *

その菅より関係の長い盟友が首相補佐官となった衛藤晟一参院議員だ。

 衆院選圧勝の熱気が冷めやらない12月18日午後5時、自民党本部。衛藤は記者の目を避けるように、地下駐車場から4階の総裁室裏手へ直行するエレベーターで安倍を訪ね、ある文書を手渡した。それは安倍の指示を受けた衛藤が、中西輝政京大名誉教授、八木秀次高崎経済大教授らと水面下で接触し、とりまとめた安倍政権の“工程表”だった。

 この工程表においては、長期的な目標として「国防軍」の創設を柱とする憲法改正を明記。中期的には米国を狙う弾道ミサイルの迎撃など限定的な集団的自衛権の行使容認、例外を設けた環太平洋経済連携協定(TPP)参加を掲げ、項目ごとに具体的な手法も付記した。短期的な目標としては、尖閣諸島への公務員常駐に加え、「河野談話」の事実上の撤回や拉致問題の解決も盛り込まれた。

 いずれも戦後レジームからの脱却を唱える安倍の思想を色濃く反映したものだが、実はこうした安倍の思想形成に大きな影響を及ぼしてきた人物こそ衛藤なのである。衛藤は大分大生時代、右派の学生運動家として全国に名をはせた。25歳で大分市議当選後、大分県議を2期務めて、90年に衆議院議員に初当選した。安倍の父、晋太郎の全面支援で大量当選した新人の1人だった。

 晋太郎が志半ばで病に倒れ、晋三が後を継ぐと、衛藤は「晋太郎の夢を晋三に果たさせる」と心に期す。今や、安倍の有力なブレーンとなっている右派のシンクタンク「日本政策研究センター」の伊藤哲夫代表を、若き日の安倍に紹介したのも衛藤だった。伊藤と衛藤は学生運動の同志の関係である。

 衛藤は、保守政治家としての安倍晋三の「生みの親」とも言える。

by めい (2015-02-09 05:50) 

めい

この記事の最初のコメントが村上誠一郎議員のがんばりについてでした。「戦争法案」をめぐってもひとりがんばったようです。日本政治の現況下、見えている数少ない救いの光のひとつです。ガス抜きとは思いたくない。

   *   *   *   *   *

たった1人の反乱 自民党内で「戦争法案」批判
http://www.newsyataimura.com/?p=4414
『山田厚史の地球は丸くない』第46回
5月 15日 2015年 経済
山田厚史(やまだ・あつし)

ジャーナリスト。元朝日新聞編集委員。「ニュース屋台村」編集主幹。
5月15日は沖縄が返還された日。1972年、米国の施政下から本土に復帰した。「沖縄返還なくして戦後は終わらない」が当時の合言葉だった。

43年が経ったこの日、新聞各紙に「安保法制大転換」の見出しが躍った。安倍首相は14日の閣議で、戦争中の他国を後方支援する国際平和支援法案、集団的自衛権を行使する武力攻撃事態法改正案など「戦争関連11法案」を国会に提出することを決めた。

◆立憲主義が崩壊する危険性
記者会見した安倍首相は「戦争法案という無責任なレッテル貼りは誤りだ」といつもの口調を繰り返し、「もはや一国のみで自国の平和を守ることはできない」と、米国との同盟強化を語った。

2日前、「同盟強化」を物語る出来事があった。米国から「横田基地に空軍輸送機オスプレイを配備する」と通告があった。主翼に付いたプロペラの角度を変えるとヘリコプターのように垂直飛行できるが、事故が多発し「未亡人製造機」とさえ呼ばれる。

その厄介者が、安保条約が定まる事前協議の対象でさえなく、一方的な通告で住宅ひしめく首都に配備される。皇居や国会から50キロも離れていない街中に他国の軍事基地があり、首都の上空は今も占領のような状態が続いている。先進国でありえないことだ。そんな状況下で日本は、米国の戦争に協力できる国になる。

安倍首相が記者会見した前日、東京・永田町の自民党本部で総務会が開かれた。国会に出す法案は総務会に諮り、党の意思を確認する。この日の議題は、安全保障関連法案への賛否。演説会さながら議員が代わる代わる立って賛成論を述べる中で、ただ一人「反対」を鮮明にした政治家がいた。愛媛2区選出の衆議院議員、村上誠一郎である。当選10回、小泉内閣で行革担当相を務めた重鎮である。

「なぜこの法案が必要なのか。憲法を改正せず集団的自衛権を行使することに疑念が晴れない」「専守防衛を撤回するのか」。疑問点を一つひとつ挙げ、法案への異論を述べ立てた。総務会は「異議なーし」と囃(はや)しながら短時間で終わるのが通例だが、この日は3時間に及んだ。休憩中に記者に囲まれた村上議員は「戦前のドイツ議会が全権委任法を通して民主的なワイマール憲法をつぶしたのと同じ道を歩んでいる」と述べたという。

村上は昨年6月、外国人記者クラブの会見でこんなことを言っている。「立憲主義とは、国家の役割は個人の権利や自由の保障にあると定義した上で、憲法によって国家権力の行動を厳格に制約するという考え。日本国憲法の基本原理だと考えます」と語り、一内閣の都合で憲法の解釈を変えるようなやり方では「憲法の基本原則が機能しなくなり、立憲主義が崩壊する危険性があると私は心配しています」と述べている。

◆人事をちらつかされ何も言えない政治家と官僚
憲法の有名無実化は、自民党議員の目にも危うく映っているのだ。問題は、自分の意見として、安倍首相が進める改憲の動きについて憲法の基本原理を理解できる政治家がほとんどいないこと。選挙制度が中選挙区制の頃は同じ選挙区から何人もの自民党議員が当選した。派閥ができ、党内に政見に違いがあった。派閥は金権の温床とされ、小選挙区制が導入されると、候補者の選定から資金支援まで党本部が握るようになった。

村上はこうも言っている。「多くの政治家や官僚たちも同じように考えているが、政治家は内閣改造を示唆され、人事をちらつかされるとなにも言えない」「官僚の600ある幹部ポストは内閣人事局に握られることになった。一度左遷されれば戻ってこれない」

村上は東京育ちの世襲議員。瀬戸内海を支配した村上水軍の末裔(まつえい)で、現在の筑波大学付属の小中高一貫校を経て東大に進み、法制度の根幹を学んだ。「主権在民、平和主義、基本的人権の尊重は変えてはならない」とする信条は揺るぎない。

総務会は村上氏が席を立った後、採決をとった。安保法制関連法案は「全会一致」で承認された。報道機関の世論調査では「反対」が多い国策の変更だというのに、自民党は全会一致で推進する。

第2次世界大戦の前夜の1940年2月、帝国議会で立憲民政党の齋藤隆夫は日中戦争に反対する演説を行った。東亜の新秩序とは何か、戦争によって平和が実現できるのか、など根源的な疑問を提起し、軍の暴走を批判した。

齋藤は、天皇が統帥権を持つ軍を批判したとして衆議院本会議で除名される。議会の軍部への屈服である。この後、議会は雪崩を打つように戦争協力へと進んだ。

村上の総務会での演説は、齋藤の反軍演説と重なるように思えてならない。

by めい (2015-05-20 06:21) 

めい

《鳩山氏の安全を心より願います。》
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/35492050.html

   *   *   *   *   *

新ベンチャー革命2015年12月7日 No.1268

タイトル:アンチ米国戦争屋CIAの鳩山元首相が“IS(イスラム国)はCIAがつくった”と爆弾発言:親米似非右翼の跳ね上がりからテロ攻撃を受ける危険あり、くれぐれも用心して欲しい!

1.アンチ米国戦争屋の鳩山元首相が、IS(イスラム国)はCIAがつくったと公表

 本ブログは米国戦争屋のウォッチをメインテーマにしていますが、アンチ米国戦争屋とみなされる対米自立主義の鳩山元首相は、2015年11月23日のワールドフォーラムという講演会(注1)にて、IS(イスラム国)はCIAがつくったというネットでは常識化している話題を公の場で語っています(注2)。

 鳩山氏は東大にて筆者より一学年上ですが、同氏が2009年、首相に就任する直前、NYタイムズに発表したエッセーを個人的には支持しています(注3)。

なお、上記、米国戦争屋(世界的寡頭勢力の主要構成メンバー)およびそのロボット・悪徳ペンタゴンまたは悪徳ヘキサゴンを構成する日本人勢力の定義は本ブログNo.816の注記をご覧ください。

 鳩山氏は戦後日本は米戦争屋の支配下にあるという認識であり、政権奪取後、対米自立(対・米戦争屋からの自立)を目指しましたが、鳩山政権誕生に貢献した小沢氏とともに、その後、米戦争屋ジャパンハンドラーおよび、そのロボット・悪徳ペンタゴン日本人官僚と悪徳ペンタゴン・マスコミによって1年未満で政権の座を追われました。

 しかしながら、鳩山氏が2009年から2010年にかけて、日本国首相を務めたのは事実であり、元首相の口から、パリ・テロの犯行声明を出したIS(イスラム国)は米戦争屋ネオコンCIAの傀儡武装テロ集団であるという爆弾発言が飛び出したのです。マスコミはこの重大発言を大々的に取り上げるべきです。

2.鳩山氏の爆弾発言“パリ・テロで犯行声明を出したISはCIAがつくった”に対して、米戦争屋ジャパンハンドラーはどう反応するのか

 本ブログ前号にて指摘したように、鳩山氏はすでに、親・米戦争屋の似非右翼団体から狙われています(注4)。それにもめげず、鳩山氏は公の場で自分の考えを堂々と述べています。

 鳩山氏は日頃から、親・米戦争屋の似非右翼団体に恫喝されているはずです。最悪、事故死に見せかけた暗殺のターゲットにされる危険があります。

 筆者も個人的に、鳩山氏の考えに近い内容をブログで公表していますが、一応、匿名でやっています。しかしながら、鳩山氏は堂々と一般向け講演会にて自分の考えを述べていますから、米戦争屋CIAネオコンにとって、鳩山氏はすでに、ペルソナ・ノングラータ(注5)に指定されているはずです。これに指定されると、故・中川一郎親子のように、自殺させられたり、急病死させられるリスクが高まります。

 ターゲットを露骨に暗殺すると警察が犯人捜査に着手したり、マスコミの注目を浴びますから、鳩山氏を抹殺したい勢力にとってヤブヘビとなります。そこで、交通事故死や急病死や自殺が偽装される可能性が大となります。

 鳩山氏がなぜ、強気なのかというと、鳩山家はフリーメイソンのメンバーですから、露骨な暗殺はされないはずと、鳩山氏は思い込んでいるからである可能性はあります。

 したがって、今のところ、米戦争屋CIAネオコンは、配下の親米似非右翼団体を使って、恫喝するにとどまっているのでしょう。

 ただし、マスコミには、鳩山氏の爆弾発言を取り上げないよう、強く指示しているでしょう。

3.与野党問わず、ほとんどの政治家は米戦争屋を恐れている

 政界にいる人間は、自民党が米戦争屋CIAの支援でつくられたことを知っているでしょう。そして、安倍首相の祖父・岸信介はCIAエージェントだったことも知っているでしょう。しかしながら、田中角栄や中川昭一のように米戦争屋CIAに逆らうとどうなるかを知っていて、彼らからにらまれないよう用心しています。

 一方、鳩山氏は幸いフリーメイソンなので、彼らも手が出せないのです。さらに今の鳩山氏は政界を去っていますから、なお、命を狙われるリスクが低いのです。

 しかしながら、このまま続けて、米戦争屋CIAネオコンの正体をばらすと、やはり命の危険が増します。

 親中で親韓の鳩山氏は似非右翼から毛嫌いされているでしょうから、似非右翼の跳ね上がりがテロリスト化して鳩山氏を襲撃するといった事件が引き起こされる危険があります。

 鳩山氏の安全を心より願います。

注1:ワールドフォーラム“鳩山由紀夫x村田光平xSEALDs”2015年11月23日
http://worldforum.jp/information/2015/11.html

注2:あなたを救う!マルチ情報発信基地、2015年12月7日
http://d.hatena.ne.jp/uneki2012/20151207/1449441334

注3:本ブログNo.16『喝采!:戦争屋=CIAを挑発する画期的な鳩山宣言』2009年8月30日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/521057.html

注4:本ブログNo.1267『自衛隊を中東紛争地に出動させたい勢力による戦争プロパガンダ作戦が日本でも始まるのか』2015年12月6日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/35489496.html

注5:ペルソナ・ノングラータ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%82%BD%E3%83%8A%E3%83%BB%E3%83%8E%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%BF

by めい (2015-12-08 05:55) 

めい

《自民党政調会長・稲田朋美氏は、「戦争は人間の霊魂進化にとって最高の宗教的行事」(注1)という教えを説いた谷口雅春氏を「ずっと自分の生き方の根本」においてきたという。》
伊藤哲夫氏も「生長の家」谷口雅春氏の影響下です。稲田氏、伊藤氏の思考回路もわからないわけではありませんが、その上澄み部分が軍産勢力、ジャパンハンドラーたちに利用されるようになったように思われます。お二人に「上昇志向」が透けて見えてなりません。それこそが利用する側の狙い目です。本人たちが気づくしかありません。気づいてほしいです。

   *   *   *   *   *

戦争は人間の霊魂進化にとって最高の宗教的行事 稲田朋美
2015-10-11 05:52:30

『戦争=最高の宗教的行事』だそうです。

松浦社会科学研究所
2015-08-01

稲田朋美氏と集団的自衛権、「霊魂進化の最高の宗教的行事」としての戦争
http://shinjiro7.hatenablog.com/entry/2015/08/01/111452

 自民党政調会長・稲田朋美氏は、「戦争は人間の霊魂進化にとって最高の宗教的行事」(注1)という教えを説いた谷口雅春氏を「ずっと自分の生き方の根本」においてきたという。

 稲田氏が次期総理になれば、日本国民の「霊魂進化の最高の宗教的行事」として戦争を開始する可能性は高い。集団的自衛権はそのための不可欠の道具となろう。

 日本列島1億2700万人が「霊魂進化の最高の宗教的行事」=戦争、によって総高級霊となる日は、案外、近いかもしれない。そうならないことを祈るばかりである(注2)。

(注1)下記リンク先の「(2)戦争の倫理的意義 谷口雅春」参照

http://sei4ch1ou.seesaa.net/article/421281552.html

(注2)東京大学政策ビジョン研究センター客員研究員の三浦瑠麗氏は日本国民が血を流したほうが平和国家のためになるとの理由で「老若男女を問わない徴兵制」を説いている。

http://hon.bunshun.jp/articles/-/2668

安倍総理にしても、稲田氏にしても、三浦氏にしても、最近は「日本国民が血を流すとこんな素晴らしいことが起きます」といった発想をしばしば見かける。大変危険な兆候である。日本国憲法の基本理念である「基本的人権の尊重」「平和主義」を真剣に勉強すべきであると思う。

by めい (2015-12-24 04:54) 

めい

安倍首相の虚像が崩壊しつつあるようです。
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/35534047.html
阿修羅板にも記事があります。
http://www.asyura2.com/15/senkyo198/msg/109.html

   *   *   *   *   *

新ベンチャー革命2015年12月23日 No.1279

タイトル:北朝鮮拉致被害者家族の蓮池氏が遂に安倍氏の正体を暴露:安倍政権下、天皇も反対する戦争法案が導入されたのみならず、日本国民の金融資産は外資から搾取され放題となっている!

1.堪忍袋の緒が切れて、北朝鮮拉致被害者家族・蓮池氏が安倍氏の正体を遂に暴露!

 最近、北朝鮮拉致被害者家族のひとり、蓮池氏が、安倍氏の正体を暴露しています(注1)。この暴露にて、安倍氏が2001年、森、小泉政権下で官房副長官に抜擢されて以降、本ブログの安倍氏に対する見立てに狂いがなかったことが証明されました。まさに、予想通りの人物だったのです、安倍氏は・・・。この暴露は安倍官邸を直撃していますので、今後、蓮池一家への意趣返しが行われるのは間違いないでしょう、また、蓮池一家はこれを覚悟の上で暴露したのでしょう。まさに、江戸時代の農民による直訴(注2)を彷彿とさせます。

 この直訴によって、北朝鮮拉致被害者問題には大きな闇があることを国民は気付くべきです。

 上記、蓮池氏の上梓した衝撃の暴露本発刊の情報は、大手新聞の広告欄には掲載されましたが、テレビ界は取り上げていません、マスコミを徹底監視する米国戦争屋ジャパンハンドラーと彼らに操られる安倍官邸から、これを無視するよう強く指示されているのでしょう。

 この本を出版した講談社にはすでに何らかの圧力が掛けられているはずです。

なお、上記、米国戦争屋(世界的寡頭勢力の主要構成メンバー)およびそのロボット・悪徳ペンタゴンまたは悪徳ヘキサゴンを構成する日本人勢力の定義は本ブログNo.816の注記をご覧ください。

2.2000年代初頭の小泉政権時代の北朝鮮拉致被害者帰国劇は郵政民営化に取り組む小泉氏のヒーロー化プロパガンダだった

 2000年代初頭、小泉政権時代の唐突な北朝鮮拉致被害者帰国劇は、郵政民営化を推進するために登場した小泉氏のヒーロー化演出のひとつに利用されたもので、この帰国劇を仕掛けたのは、当時の小泉氏を傀儡化していた米国戦争屋ジャパンハンドラーであると本ブログでは観ています(注3)。

 今回、蓮池氏の内情暴露で、本ブログの見方がかなり裏付けられました。

 なぜ、今頃、上記、帰国劇の内情が関係者から暴露されたかというと、蓮池氏の堪忍袋の緒が切れて、遂に命と賭す覚悟を決めたからでしょう。

 米戦争屋は、2000年代初頭に、小泉氏を傀儡にして郵政民営化という名の、日本国民金融資産の運用権奪取計画を実行し始めましたが、米戦争屋はポスト小泉として、安倍氏を想定していて、森氏、小泉氏に命令して、まず、官房副長官に抜擢しています。そして、北朝鮮拉致被害者帰国劇のとき、小泉ヒーロー化と同時に、安倍ヒーロー化も演出されていました。今回、蓮池氏はそのときの舞台裏を暴露したのです。

 本ブログでは、当時から、この帰国劇は米戦争屋の仕掛けと見抜いていましたが、今回の蓮池氏暴露によって、その見方が裏付けられました。まさに読み通りだったということです。

 ちなみに、安倍氏は2014年にも米戦争屋の指示にて、第二の帰国劇をさせられそうになりましたが、このときは、アンチ米戦争屋のオバマ政権の圧力によって、実現しませんでした(注4)。

3.安倍氏は北朝鮮脅威のウラをすべて知って演技してきたに過ぎない

 今回、蓮池氏は安倍氏の正体を暴露しましたが、本ブログでは、2006年、北が日本海に向けてミサイル発射実験したり、地下核実験していた頃から、安倍氏の正体を見破っていました(注5)。

 彼は当時から、北朝鮮脅威のウラ側をすべて知っていたのです。すなわち、北朝鮮脅威は、すべて、米戦争屋が背後からでっち上げたニセモノであると知っていて、国民の前では知らないフリをして演技してきたわけです。彼の演技は今も続いています、みんなそろそろ見破りましょう。

 上記のような本ブログの安倍氏に対する見方も、今回の蓮池氏暴露によって、やっぱりそうだったのかと改めて確認できました。

 さて、今日、2015年12月23日は天皇誕生日ですが、天皇は、今年、安倍氏が強行した戦争法案に内心、怒り心頭でしょう。そのことが、今日の天皇会見からも伝わってきました。

 本ブログからみれば、戦争法案を強行した安倍氏は米戦争屋の指図通り、演技しているだけです。それは、安倍氏が小泉政権時代に、官房副長官そして官房長官に抜擢されたときから変わっていません。

 ただし、2006年にポスト小泉にて、初めて首相になって、2007年に突如、辞めさせられたとき、米戦争屋は安倍氏の演技に不満だったと本ブログでは観ています、決して潰瘍性大腸炎の悪化で辞めたのではありません(注6)。このとき、苦い経験をした安倍氏は2012年暮れに再び、首相にしてもらいました。

 その後の安倍氏はほんとうに、米戦争屋の言いなりとなっていますが、ついでに演技力も向上しています。その結果、多くの能天気国民は、漠然と安倍氏を支持しています。そこに、今回の蓮池氏による安倍正体の暴露は、能天気国民にどれだけショックを与えるのでしょうか。

 多くの国民は政治に関して、もう思考力を失っているので、意外にも、あまり反応しないかもしれません。

 みんな、安倍氏の正体にもっと関心を持ちましょう。さもないと、日本は米戦争屋にどんどん搾取されていきます。

 ところで今、われら日本国民の虎の子・年金積立金に8兆円もの運用損が出ていますが、われらの知らぬ間に、GPIFはジャンク債にも手を出していると、今日のテレ朝番組で、玉川キャスターが暴露していました。どうもそれはほんとうのようです(注7)。

 この事実からも、今の日本は安倍氏を操る米戦争屋や欧米銀行屋に完全に乗っ取られていることがわかります、みんな覚醒してください。

注1:リテラ“安倍さんは薄ら笑いで私に…元家族会・蓮池透氏が著書でも徹底批判!安倍首相の拉致問題政治利用と冷血ぶり”2015年12月20日
http://lite-ra.com/2015/12/post-1803.html

注2:直訴
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B4%E8%A8%B4

注3:ベンチャー革命No.263『北朝鮮拉致被害者帰国劇:郵政民営化可決の仕掛けだった?』2008年6月28日
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/mvr263.htm

注4:新ベンチャー革命No.978『安倍首相を操る米国某勢力は拉致被害者身代金で北朝鮮の軍資金を確保しようとしたが、米オバマ政権に阻止された模様』2014年9月20日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/34161421.html

注5:ベンチャー革命No.209『北朝鮮地下核実験強行の意味とは』2006年10月9日
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/mvr209.htm

注6:ベンチャー革命No.243『ついにさじを投げた安倍首相』2007年9月12日
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/mvr243.htm

注7:週刊『前進』“年金積立金運用で8兆円の損失 安倍は経済・財政破滅させる”2015年12月21日
http://www.zenshin.org/zh/f-kiji/2015/12/f27110502.html

by めい (2015-12-24 05:54) 

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