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ケネディ大使のスピーチ原文 [上杉鷹山]

齊藤投書251206.jpg

「白鷹山に『伝国の辞』碑をつくる会」の齊藤会長の投書が山形新聞に掲載された。

また、11月27日にホテルオークラで行なわれたケネディ大使のスピーチ全文を見つけました。

鷹山公への言及は最後のところでだった。それだけに、聴いている人の心に強く印象づけられることになったことと思う。
これを読むと、われわれの手紙ではじめて知ったとは思えません。ケネディ大統領と鷹山公との思想的関連についての認識は以前からあったと思われます。米沢が発信源の「都市伝説」説は、あらぬ誤解だったのかもしれません。斉藤会長の執念に脱帽です。

以下、ケネディ大使の鷹山公への言及部分。

My father admired Uesugi Yozan, an 18th century daimyo from the Tohoku area known for his good governance and sacrifice for the public good. Yozan introduced democratic-type reforms, encouraged people of different social classes to join and serve their communities together in new ways. He lived simply and invested in the future – building schools and starting businesses. In ways that resonate with President Kennedy’s famous call to service, he wrote: “The domain is inherited from our ancestors, to be passed on to our descendants. It must not be thought of as our personal possession. If you put your mind to it, you can do it; if you do not, you cannot. That is true for all things. When something is not done, it is because someone has not done it.”

【私の父は、優れた統治、そして公的利益のためには身をいとわなかったことで知られる、18世紀の東北の大名上杉鷹山を称賛していました。鷹山は、民主的な改革を導入し、いろんな新しいやり方で、異なる社会階級の人々が共に一緒になって自分たちのコミュニティに参加し奉仕することを奨励しました。彼は質素な生活を送り、将来に向けて学校をつくり、さまざまな産業を興しました。人々の奉仕を求めるケネディ大統領の有名な呼びかけにも共鳴しあうような言葉を残しています。「国家とはわれわれの先祖から受け継いだものであって、私たちの子孫に渡してやるべきものです。私たちの個人的な所有物であると考えてはなりません。(国家は先祖より子孫へ伝え候国家にして我私すべき物にはこれなく候) あなたがそう思ってそうやれば、そう成ります。何事もしようとしなければ成らないのです。ものごとが成らないのは、その人がそのことをやろうとしなかったからです。(為せば成る、為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり)」】

 


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